読モデビュー-2
「あん、ちょっと…」
「いいから。」
鉄平はボタンを外しブラウスを脱がす。そしてスカートもストンと落とす。そしてストッキングも脱がすと、セクシーな黒の下着姿の熟し始めた艶やかな肉体が現れた。
「は、恥ずかしいよ…」
「何言ってんスか。今から服だけじゃなくて下着や水着も披露するんですから。」
「えっ!?き、聞いてないよ…」
「言ってないっスもん。」
「言ってないって…」
「これは俺の企画です。CEOは俺の指示に従ってればいいんですよ。」
「そ、そんな…」
戸惑う都姫に鉄平は前に回り、何とキスをしてきた。
「!?」
予想だにしない突然の事に驚いて体が固まる。
(な、何でキス…!?)
混乱する都姫の口の中に舌が侵入してくる。
「!?(ち、ちょっと…)」
こんな所を誰かに見られたら大変だ。抵抗しようとした瞬間、背中に回った手がブラジャーのホックを外し、緩んだブラジャーをおしのけ胸を揉んでくる。
「!?」
驚きの連続だ。抵抗しようと思ったが、体が強張って動かない。鉄平はお構いなしに胸を揉み回す。
「あん…!」
指が乳首を摘んで来た。
(き、昨日の夜、いくらでもこーゆー事できたはずなのにしないで、何で今するの…!?)
鉄平の頭の中が分からない。完全に今からセックスが始まりそうな雰囲気だ。まさかとは思うが都姫は不安になる。だが手が今度は下半身に向かう。そしてパンティの中に忍び込む。
「あん…、ち、ちょっと…」
「都姫…」
鉄平の囁きに胸がドキッとする。まさかここで名前を呼ばれるとは思わなかった。混乱を極める都姫の隙を突き、鉄平は中指で割れ目をなぞる。
「あっあぁ…!」
腰をガクッとさせる都姫。濃厚なキスを続ける鉄平に何の抵抗も出来ない。
(ヤダ…濡れて来ちゃった…)
割れ目を滑らかに滑る中指の動きは巧みだった。ジュワッ、ジュワッと愛液が滲み出てくる。
「あっう…!」
中指がクリトリスを刺激する。突き上げるような快感に都姫の顔が歪む。次第に状況を忘れ女の悦びが都姫を支配する。
「いい女だ、都姫…。俺をその気にさせてくれよ…。今すぐにでも襲い掛かりたくなるぐらい、俺をその気にさせて…?」
そう言って唇と手を都姫から離す。ポーッとしながらゆっくりと目を開ける都姫の頭の中は官能的になっていた。CEOと言う立場も忘れ、ただの女として今ここに存在していた。
(したい…。セックスしたい…。神谷君と…セックスがしたい…)
都姫は悩まし気な表情で鉄平の顔を見つめていた。