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忘れられない
【悲恋 恋愛小説】

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忘れられない・・・・・恋から愛へそして・・・さよなら-2

本当にありえない。不意に寂しくなって、亮の口にキスしたら、思いっきり、はねのけられた・・・。悲しくて、寂しくて、辛くて一人静かに泣きながら寝ちゃった。
朝起きて夕べのことを話したけど覚えてないで終了。
ホテルを出てかるく朝ごはんを食べて、行く当てもなく、またショップめぐり。
居心地が悪い。そう思ってたのは私だけじゃなっかた見たいで、亮から帰るからって言われた。
このまま帰ったら終わっちゃうような気がして引き止めたけど、疲れたからって・・・。次の約束もないいまま、亮は一度も振り返ることなく帰っていった。
動けなっかた。亮の背中だけをただ見つめて・・・・いつの間にか涙が溢れてた。


それから3日後だった・・・・・・・・・12月28日  付き合いだして4ヶ月目の記念日

亮からの電話。別れ話だった。泣きながら引き止めたけど、何を言っても無理って電話を切られた。
何度もかけなおしたけどダメだった・・・。
それからの私は無理やり明るく振舞い。友達に男を紹介してもらったんだけど
亮がどれだけ好きかを思い知らされるだけで、どうすることもできなっかた。
別れた後も毎日電話をかけたけど、新年を迎えてから電話をかけるのをやめた・・・。


大好きだったからあきらめることなんてできなっかたけど、頑張っても伝わらない。


傷ついて、辛くて、胸が張り裂けそうで、そんな毎日に少し疲れちゃった・・・。
男って追いかけられると逃げる生き物って昔読んだ雑誌に書いてあったな。
亮との連絡を絶って3日目
亮から電話が来た。やっぱりやり直したい。嬉しかったからすぐにO・Kしたけど本当の別れはすぐにやってくる。
この時やり直さなければこんなに辛い思いをしなくてもすんだのかもしれない。
初めのうちは順調だった。付き合い始めの頃に戻ったみたいに幸せだった。
高校を卒業して最初のうちはよかった。亮の車でのデート。台車だったけど、助手席に乗る女はお前だけだから、
強いまなざしでそう言ってくれた。ドライブしたり、楽しかった。でもね、本当は、毎日苦しかった。
亮の機嫌をとりながら話さなきゃいけなかった。いつ切れるか分からないし、切れたらすぐに別れ話。
いつの間にか愛想笑いがうまくなって、心から笑えることなんてなくなってた。
4月になって、亮は仕事が始まり、私は、派遣センターに登録をして、パソコンの勉強。
会える時間も減って、亮からの電話はいつもエッチしたいときだけ・・・。仕事を早退して、エッチしたいから会おうなんて
今考えたら、都合のいい女だよね。でもあの時はそれでもよっかた。
我慢して、色んなこと溜め込んで、本当に疲れきった時亮からの別れ話。

4月28日・・・付き合いだして8ヶ月目の記念日
お前は絶対幸せになれないって言っときながら、お前とはまたいつかどこかで会ったらまた付き合う気がすると思うとか、
バカみたいな約束を私はしばらく信じてた。亮に彼女ができても会ってたし、彼女と別れるからやり直そうって。
その言葉を信じてた・・・・。


私が亮のことを忘れるまでに1年かかった。その間に彼氏もできたけど、亮以上に好きにはなれなくてすぐに別れてばっかりだった。
亮のことを忘れることができたのは当時の彼のおかげだった。彼の優しさに私は救われた。本当に心から笑えるようになった。
本当の自分を取り戻せた。今なら亮にちゃんとさよならが言えそうだよ。


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