31)身体検査2(5)-3
雄一の嘘は続く。
「 まあ、小学生は正式な基準が無くてね… 元々、お仕事できるのは中学卒業してからだから… でも、今回は、見習いとは言え『 海女 』としての検査を正式に受けてもらっているから… やっぱりここは、きちんとやらなければいけないと思うんだ… だから、この場合、さなは必要ないと思うんだ… 胸については、海女の基準に届いていない、からね… でも、みさきの場合は例外でね… 胸の大きさが正式な海女の基準をかなり超えているんだよね… だから、この、『 母乳検査 』だけはプロの検査を受けないといけないんだ… 」
この、分かった様な分からない様な、不思議な説明を聞いても、みさきの頭の中は混乱が静まらずに、白い煙が出続けていた。
自分の胸が、大人に近いぐらいに巨(おお)きい(本当は、ふつうの大人よりも大きい)事は感じているが、それでも、自分に母乳が出るなんて考えた事も無かった。
そんな、みさきの心の中を無視して、雄一は続ける。
「 まあ、 海女組合の決まりだから、 検査はしないとね… 大丈夫、 ぼくに任せてくれたらいいから… 」
一方、さなの心の中は、というと… 以外にも、少し傷付いていた。
雄一の「 さなは必要ない 」という言葉が、少しショックだったのである。
自分は見習いの見習い、とは言っても、海女組合の組合長さんにも届けてある、きちんとした海女のつもりである。
それなのに、本当は見習いにもなれていないはずの みさき の方が、正式な海女の為の検査を受けられるなんて…
さなは、今も感じている、この心の中の もやもや が、本当に何か分かずに困っていた。
そして、実のところ、少女達の心の中なんて、雄一にも全く分かっていない。
それでも、『分からない事』がむしろ、検査を進めるにあたっては丁度良い結果になっている様だ。
「 じゃあ、 正式な検査手順に則(のっと)って始めようか… 大丈夫だよ、みさき… ぼくはこの検査も、全国の海女たちに何度も実施して馴れているからね… まあ、 ぼくに任せて、そのまま寝てたらいいよ… 」
もちろん、大きな嘘である。
雄一は、みさきの身体の、向かって左側に膝を着くと、寝ころんでいるにも関わらず全く形を崩さずに盛り上がっている、手前側の大きな胸(右胸)を真横から右手で そっ と掴(つか)んだ。
そして、少しだけ力(ちから)を加えて軽く握る。
きゅうっ…
「 くっ… 」
鈍くて重たい感覚に右胸が包まれて、みさきは思わず、小さく呻(うめ)いていた。
その反応に満足した雄一の舌先が、掴(つか)んでいる砲弾の先端で硬く尖がっている小さな乳首に向かって伸びていく。
「 ああ、 今日もまた、11歳の女の子が生まれて初めて乳首を舐められる、その記念すべき男になってしまうのか… いやあ、まいったな… 」
全然、まいっていないくせに、雄一は心で呟きながら、舌先を更に伸ばす。
そして、
れろっ!
「 ひっ! 」
雄一が想定通りの会心の一舐めをした、その一瞬後に、少女が全身を力(りき)ませながら、喉の奥で息を吸い込んだ。
その反応に気を良くした雄一の舌先が、更に巧妙に動いていく。
舌先で「 れろれろれろれろ………… 」
「 ひっ! ひっ ひひひひひひひひ………… 」
引っ掛けて「 ぴんっ! 」
「 ひいいいいっ! 」
唾液で濡らしながら、舌の表面のザラつきを使って「 べろ〜〜〜〜〜ん… 」
「 ひああああああああ… 」
そして、直径4センチの桜色の乳暈(にゅううん)ごと、吸い付いて「 ちゅううっ! 」
「 いっ! 」
緩急をつけて吸い付く「 ちゅうっ! ちゅうっ! ちゅうっ! ちゅううううーーーーっ! 」
「 いっ! いっ! いっ! いいいいいーーーーっ! 」
「ちゅううううーーーーっ」と、吸い付いたまま、舌先で乳首の頭を「 ちろっ! 」
「 いいいいいーーーーっ! あうっ! 」
わざと強めに乳暈(にゅううん)ごと吸って「 ぢゅうっ! ぢゅうっ! ぢゅうううううーーーーーーっ! 」
「 あいっ! あえっ! あえ… ええええええええええ… 」
音を立てて放す「 ううううーーーーーーっ ぢゅぱっ! 」
「 ええええええええええ… うあんっ! 」
乳首を舐め回しながら吸う「 ちゅうっ! れろれろれろれろ… ちゅうっ! れろれろれろれろ… ちゅううっ! れろれろれろれろ… 」
「 きゃんっ! ひあああああああ… ひっ! ひいいいいいいい… ひぎいいっ! ひ…ひひひひひひひひ… 」
「 ちゅぱんっ! 」派手な音を立てて放すと、今までの山を左手に持ち替えて、右手は隣にそびえる少女の左胸を、今度は最初から わさっ! と遠慮なく掴(つか)む。
「 くううっ! 」みさきが呻(うめ)く。
直ぐに、左手の人差し指が、今まで舐められ続けて唾液塗(まみ)れの少女の右の乳首を小刻みにくすぐる。
「 はっ はわわわわわわわ… 」
油断していた左胸の乳首の先端を、雄一の舌先が捉える。「 れろれろれろれろ… 」
「 はわわわ… はひっ! ひわわわわわわわ… 」