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ある熟女の日々
【熟女/人妻 官能小説】

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ホクロ-2

 「オッちゃんとした日の晩にお父ちゃんと…というわけか…」
 「まあ、お母ちゃんにしてみればお父ちゃんへの罪滅ぼしの意味もあったんやないの?」
 「罪滅ぼし言うか…わたしに言わせたらカモフラージュみたいなもんやな…早風呂もてっきりそういうことかと思ってたら、鶏肉屋のオッちゃんの名残りを綺麗にするためやったんやね…。」
 「まあ、両方でしょ…。ふふっ。ええやないの、カモフラージュだって思いやりのうちやわ」
 「さっすが、姉ちゃん、人間ができとるねぇ…」
 「△子はせんの? 同じ日に旦那さんと」
 「やだ…なに言うてんの、もう…」

 母と鶏肉屋のオッちゃんとの関係を聞きたそうな次姉の気配をいなすように長姉が次姉に切り返す。次姉の気勢がそがれたのを見て長姉が話題を変える。

 「歳を取ると肉より魚の方がよくなるって言うけど、そうでもないんよね…」

 話題の転換に救われたかのように次姉が相槌を打つ。

 「そうそう。全然飽きんのよね」
 「でも、ウチの人は魚の方がいいって言うから家じゃ魚。肉が食べたくなったら外に食べに行くんよ」
 「外食はええよなぁ…。ああ、また美味しいお肉が食べたくなってきたわ」

 姉たちの際どい会話を思い出しながらデパ地下をぶらぶらと歩く。男の肉棒を咥え込んでいた股間が疼き出してしまうわ。

 「奥さんの肉汁…美味しいですよ」
 「貴男のお汁も…美味しいわ」

 自分の顔の上でわたしに大きく股を開かせて秘部をなめまわす男。そそり立つ男の肉棒にしゃぶりつくわたし。シックスナインで互いの肉を味わってきたばかり。

 「姉ちゃんは外食するにも、さすがに鶏のから揚げってことはないんよね?」
 「そやね。ちょっと張り込んで牛肉のステーキとか」
 「新鮮な肉? それとも熟成してあったり?」
 「そのときの気分次第やね。レアもミディアムもウェルダンもそれぞれ美味しいわ」
 「姉ちゃん、あん頃はそんな食は太くなかったんにね…遅咲きの『肉食女子』デビューやね、くくっ」
 
 外食のときのメニューなのか、男を肉に例えての話なのかもはやよくわからない…。いや、後者に違いはなのだろうけど。末っ子の妹をからかうように会話を進めている姉たち。

 「それにしてもお母ちゃんもさすがやなぁ…。鶏肉屋のオッちゃんとは長かったんやろか…」

 すっかりこの話題を忘れてしまっていたと思いきや次姉の好奇心が旺盛なのは昔から変わらない。

 「わたしが小学生の頃からじゃないかしらね」

 長姉が記憶を思い出すように遠い目をしながら答える。

 「姉ちゃんが小学生の頃から始まったんなら、わたしは産まれてたけど、●子はわからんね。●子、どうする?」
 「いややわ、もう。わたしがそのオッちゃんの子供とでも言うの?」

 わたしをからかう次姉。長姉がとりなしてくれる。

 「よしなさいよ、かわいそうじゃない。●子はちゃんとお父ちゃんと同じところにほくろがあるわよ」
 「へえ、そうなんか。なあんだ。お父ちゃん、そんなホクロあったかしらね」

 次姉が無遠慮にホクロがあるわたしの首筋を覗き込む。勝手な推理が否定されて次姉はつまらなさそう。でもそんな話はわたしも初めて聞いた。

 次姉が手洗いに立った隙に、長姉がこっそり教えてくれた。

 「わたしが覚えているのはお母ちゃんが●子のおしめを取り換えながら(ほうら、見てみぃ、この子にはお父ちゃんとおんなじところにホクロがあるわ)と言っていたこと。今も、残ってるの?」

 きっと母はうれしそうに長姉にわたしのホクロのことを話していたに違いない。いくらか安堵する気持ちも込めながら…。今日の男も言っていた。

 「奥さん、綺麗な割れ目してますね…。あ、お〇んこの横にホクロがある…」

 わたしの肉汁を味わっていた男がホクロにも舌先を伸ばす…。「お〇んこの横」なんかじゃありません…太腿の付け根の奥、とでも言ってほしいわ。

 今日は夫は家にいる日。魚の惣菜を買ってデパートを出た。


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