投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

忘れさせてあげるの最初へ 忘れさせてあげる 91 忘れさせてあげる 93 忘れさせてあげるの最後へ

冬休み 12月25日 お昼ご飯-1

居間について畳の上にある
テーブルの近くでおさむを座らせると
それそれテーブルを囲むように座っていく
おさむの左右に優依と幸子が座ることになったが

「ゆいちゃん 食事介助するんだよね?」

恵美子は優依に確認してくる

「はい、そのつもりで右隣に…」
「お昼ご飯 ラーメンにしたけどだいじょうぶ?」

そう言われ

(あ そう言えば…麺類の介助…したことなかった)

「麺類の介助…わかってないから…ゆきちゃん 最初やってみてくれる?」
「うん そうだね わたしも隣にいるわけだし…」
「それじゃ、ゆきちゃんに教えて貰うならだいじょぶそうね
 おさむも…お母さんよりゆいちゃんに食べさせて貰いたいみたいだし」

恵美子がそういった瞬間

「え? おさむくん そんなにわたしに食べさせて貰いたかったの」

おさむの顔を見て…にっこり微笑む優依
それとは対照的に

「恵美子さん…」

と…呟きながら悔しそうな表情の優美

幸子はと言うと
最初から冬休み中はゆいちゃんがするものとわかっているので
普通にしてるのだった

「それで今日はインスタント袋麺だけじゃなんだったので
 野菜とチャーシューをトッピングしてるから
 おさむも野菜食べなさいよ」

恵美子が続けて言う

「じゃ、おじちゃん 最初わたしがするね」

幸子はおさむの右側にいくと
あまり多くしないように麺を箸でつかむと
ふぅ…ふぅ…と息をかけてさましたあと
膝立ちをしておさむの顔より高い位置に箸を持っていく

「こんな感じに高い位置から口の中におとす感じで
 正面からだと口に入らないから上からのほうがいれやすいの」
「ゆきちゃん どんどんうまくなってるよね」

優依は…素直に感想を言う

「やり始めて2ヶ月は経つし
 それなりに食事介助入ってるからかな…」
「わたしもゆきちゃんが入ってくれるようになって
 だいぶ楽になってます」

幸子と恵美子はそう答える

「ゆいちゃん 交代していい? うまく行かなかったら
 今日はわたしがするけど…おじちゃんもいいよね?」

幸子の言葉におさむも
うんって仕草で答える

「麺なら…わたしもできるんだけど」

優美が…ついそんなことを呟く

「お母さんは優花を見てくれてていいから」

すかさず優依が牽制する

「そ、そう?」

「おじちゃん わたしと…おばさん どっちにしてもらいたい?」

そんなことをおさむに聞く幸子に
慌てたように優美が口を開く

「ゆきちゃん…それは」

明確に答えようとしなかったが
おさむの視線は幸子の方をさしていた

「とりあえず、ゆいちゃんやってみて?」
「うん」

そううなずくと
麺を箸でもって…ふぅふぅ…と息をかけてさましてから
膝立ちをしておさむの顔より上に持っていくと

「おさむくん 口開けて はい、あーん」

「ちょっ、ゆ、優依 あなた」

優依が食べさせる際に言った言葉に
優美が動揺してしまう

横で見ていた幸子も

(ゆいちゃん…はい、あーんって…おじちゃんがそういうの嬉しいのわかってるけど
 堂々としすぎ)

動揺はしつつも

「うん ゆいちゃんも出来そうだね? 時間かかるようなら
 先に食べ終わると思うからわたしが途中でかわってもいいけど?」
「うん ゆきちゃん 時間見て 遅くなるならタッチで」
「わかった…」

こうやりとりして
優依も自分の食事をしながら
おさむの食事介助をすすめていく
もちろん…毎回毎回「はい、あーん」の言葉も言いながら

「ゆいちゃん 心配したけど問題ないペースだね」
「そう? よかった で、お母さんはさっきからわたしの顔みているけど
 なにか言いたいことあるのかな?」

優依に突然、話しかけられた優美

「え? 別に何もないけど…毎回…あーんっていうのは
 優依としてははずかしくないの?」
「そう言うことね てっきり、おさむくんの食事介助かわりたいって
 思ってると思ったから…」

そう言われ…図星だった優美は

「ゆ、優依…」

そんな母親をよそに

「あーんは…前回はさすがにお父さんとかゆきちゃんの両親もいたから
 控えていたけど…今日は…しても問題ない人たちだからね?」

そう答えてくる優依

「どこまで計算してるの 優依…」

そんなやりとりの中で
幸子はあらためて優依が強力なライバルなんだと再認識することになった

「わたしやおばあちゃんは…おじちゃんがゆいちゃん好きなの
 ある程度知ってるし…そうなるね」
「そうだね おさむがゆいちゃん好きなのは気づいていたし
 ゆいちゃんのおかげで…ゆみちゃんゆみちゃん言わなくなったのも事実だからね」

こんなことまで言うふたり

「それに…あーんって言って貰うのがうれしいってのは
 おさむくんから聞いてるから」
「そうなのね」


忘れさせてあげるの最初へ 忘れさせてあげる 91 忘れさせてあげる 93 忘れさせてあげるの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前