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月灯り
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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さらに大きなモノ-1

 彼が妻に丁寧に石鹸の泡を塗りつけた後、それを流すこともせずに、私は両膝を閉じた状態でバスタブの縁に座り、その私の膝を跨らせるようにして私と向かい合わせるように妻を座らせた。必然的に妻の股間は無防備になる。そして、股間以上に妻のそのもっとも恥ずかしい部分は無防備に晒されることになった。さすがにスイートルームのバスルームなので、造りはしっかりしているが、それでも、不安定だった、何しろ、石鹸の泡も残っているのだから。妻は両腕を私の首に回してバランスをとるのに必死で、そこが男に晒されていることにまで関心が行かないようだったのだ。
「あっ」
 妻が自分が男に対して信じられないような姿勢になっていることに気づいたのは、男の舌が妻のその部分に触れた瞬間だった。
「本当に恥ずかしいの、あの、だって」
 妻が私の耳元で囁く。
「だって、だって、あの、少し、もよおしているみたいで、もしかしたら」
 耳を愛撫するような妻の台詞に私のそこは興奮状態になった。私のそこが興奮状態になったことを妻は腹部に感じていたことだろう。
「硬いものが出てしまうかもしれないそうだよ。その時は、よろしく頼むよ。もちろん、はじめてのことかもしれないけど」
 男は私の言葉には答えず、代わりに、舐めるから吸うに行為を変えた。覚悟が出来たのかもしれない、と、私は思った。そこで、私は意地悪く妻の下腹部に左拳を添えて、右手で妻の背を引き寄せ、腹部を圧迫した。
「ダメよ。本当に、あ」
「どうしたの。少し漏れてしまったのかな。じゃあ、彼にそこを、洗ってもらおうか。もし、彼が嘔吐したりしないようなら」
 そうは言ったが、妻は何も漏らしたりしていなかった。
 妻のその部分を洗うために立ち上がった彼の腰の手ぬぐいは、とっくに落ちていて、彼のそれは私以上に興奮していた。いや、興奮は同じかもしれない。しかし、何しろ、彼のそれが私のそれよりも、はるかに大きかったので、興奮も大きいように感じてしまったのである。
「見てごらん。君の汚いものを口に出来るかもしれないと思っただけで、彼のが、あんなになっているよ。この前の若い男の子のも大きかったけど、彼のは、それよりも、さらに太いみたいだな。もしかして、君はアソコの大きさで相手を決めているんじゃないのかな。私のが小さくて満足出来ないから」
「そんなこと言わないで。あ、本当に、すごい」
 本当に、その男のそれはすごかった。


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