投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

find out
【学園物 恋愛小説】

find outの最初へ find out 10 find out 12 find outの最後へ

find out-11

「い、いや嫌いでない、どっちかというと、好き、だよ」

それを聞いた織華は泣き出してしまった。

当然、俺がアタフタ慰めている間に四組のヤツには見つかり、クラスメートや蓮には、何があったか尋問にあい、全く大変な1日だった。

そしていつもの帰り道、俺の隣には織華、やっぱりまだ口を閉ざしている。

まぁあんな事言っちまったらそうだろうな、俺だってドキドキだよ、ってなんで俺ドキドキしてんだ?

そうしているうちに分かれ道へ、俺も織華も止まる。

そして織華がおずおずと話す。

「えと、ありがと、おやすみなさい」

「ああ・・」

織華は走り出して行ってしまった、その後姿を見ながら、俺はしみじみと願った。

これからも、もし関係が変わっても4人一緒に居られますように、と。


find outの最初へ find out 10 find out 12 find outの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前