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母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―
【調教 官能小説】

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第二十六章 後悔(画像付)-2

圭子は母の事が好きで仕方がなかった。

どうしてこんなにと思うほど憧れ、その魅力に一歩でも近づきたいと願う。
それは母から受ける愛情に比例したものかもしれない。

十七歳という若さで圭子を身ごもった母は、青春の全てを犠牲にしてまでも生もうと決心したのだ。
赤ん坊の頃から片時も離れること無く、優しい愛情を注いでくれた香奈子に母親以上のものを感じる圭子は、もしもその身に何かあったら、生きてはいけないとさえ思う。

それは香奈子も同じだった。

「圭ちゃん・・・」
バックミラーの中で遠ざかっていく、娘の姿を見つめていた。

ハンドバックを持つ指が微かに震えている。
留め金を外し、中を覗き込む。

写真ホルダーを取り出すと、暫く眺めていた。
夫と娘と共にうつる香奈子の笑顔は幸せそのもので、今の悩み等微塵も感じられない。
その分、不条理な怒りがこみ上げるのかホルダーをギュッと握り締めた。

家族の幸せを壊そうとしている自分が許せなかった。

携帯電話を取り出すと、細い喉が上下した。
待ち受け画面に自分の顔が浮かび上り、複雑な気持ちでホルダーの写真と見比べている。


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