休日の性愛-4
「しのちゃん、あの……俺のおちんちん、前やったみたいに手で……」
「うん、いいよー」
やっぱりあっけらかんとそう言って、しのちゃんのちっちゃな右手がいきり立った俺の陰茎をカラオケマイクを持つくらいの力で握る。8歳のしのちゃんにしてもらう手コキ。まだ自分自身の身体に性感はほとんどなく、気持ちいいとか濡れるとかそういった生理的反応が起こることを自覚していない、二次性徴前の小学2年生が俺の性的快感のためにしてくれる「こいびと」同士のこと。いつ、いかなる二次性徴の機序が、綾菜ちゃんのような性的反応をしのちゃんにもたらすんだろう。しのちゃんとのセックス。しのちゃんのオナニー。しのちゃんの愛液。ああ、裸のしのちゃんとペッティングしながらちょっと未来の「ふくらみかけ」のしのちゃんを妄想する贅沢に、息が荒くなるのが自分でもわかる。
左手でしのちゃんのぺったんこの胸の茶色い乳首をつまむように愛撫しながら、しのちゃんの右腕をクロスした右手で俺の身体の幅だけ開いたしのちゃんの股間、わずかに開かれたワレメの中の粘膜を弄る。どうにかその形が触覚できるくらいの厚みしかない小陰唇、仮性包茎と違い未熟なクリトリスの先端すら露出することを妨げている陰核包皮、ぷくん、とふくれたようになってまだその機能が働いていない子宮や膣を覆っている処女膜。どんなにいやらしく愛撫しても、しのちゃんが艶めかしいあえぎ声を漏らしたり茶色い乳首やピンクのクリトリスが勃起したりその膣口から芳しい愛液が漏れ出たりすることはまだない、小学2年生の「こいびと」の無毛泌尿器の愛撫。さりげなく右手をワレメから離して鼻先へ持っていき、指先に付着する白っぽい細かい恥垢とおしっこの尿臭とが混じったしのちゃんの8歳の膣臭を嗅ぐ。しのちゃんの生々しい匂い、しのちゃんの肌や乳首の生々しい感触、上半身が包み込むしのちゃんの身体の温もり、そしてはだかんぼのしのちゃんの右手がちょっとレイドバックして上下する小2女児の手コキ。くあ、しのちゃん、もう俺たまんねぇよ。
右手を鼻先に押し当ててしのちゃんの恥臭を嗅ぎながら、左手でしのちゃんの右手と自分のおちんちんを包んで亀頭の先端をくいっ、としのちゃんのおなかに向ける。刹那、腰のあたりにぎゅうっ、と締め付けるような感覚が走り、剥き出しの亀頭からしのちゃんのおへそのあたり目掛けて粘っこい精液がどぴゅ、どぴゅっ、と発射される。しのちゃんのおなか、学童体型のややぽっこりした8歳の肌を俺の精液が垂れて流れた。
「きゃ、お兄ちゃんの気持ちいいのが出たー。へんたいお兄ちゃんのエッチなおちんちんからぴゅって出てるー」
俺を見上げて笑ったしのちゃんの生温かい息臭が指先の恥臭と混じる。8歳の幼女の身体の、密接な関係にならないと直には嗅げない匂い。ここにしのちゃんがいる、小学2年生の女子児童が裸でいて「こいびと」の性愛を堪能していることを再確認させてくれている、その口や性器から放たれる幼女臭い匂い。そして、ちょっとずつその性愛に慣れつつあるしのちゃんが口にするエッチな言葉。射精後の疲労感を心地よく癒やしてくれる、愛し合う男女同士が互いの裸の身体を晒し弄り合った後の余韻。至福の時間だ。
射精した精液が細く垂れるおちんちんから手を離したしのちゃんが、くる、とこっちに向き直って腹ばいにもたれかかる。しのちゃんのおなかのねっとりとした精液が俺の腹との間でねちゃ、ともつれる。
「お兄ちゃん、あたしが手でさわってあげたの、気持ちよかった?」
しのちゃん臭い息臭が無邪気な声と一緒に届く。すきっ歯の前歯に右指を這わせて、しのちゃん自身の恥臭と前歯を濡らす唾液臭とを交換する。
「うん、もう、最高に気持ちいい。こんな気分にさせてくれるの、しのちゃんだけだよ」
「ふふ、なんかへんなの。お兄ちゃんだけ気持ちよくってあたしはなんにもないんだもん」
「しのちゃんも、もう少し大きくなったら俺と同じような気持ちになれるよ」
「いつ?」
つ、の形で軽く尖ったまま固まる唇がたまらなくかわいい。
「うーん、そうだなあ……小6、いや小5になったくらいかな」
小6、で一瞬綾菜ちゃんのことが浮かび、打ち消す意味でももう一年しのちゃんの成長を早める。
「小5……になったら、すぐ?」
ぐ、の形で固まる唇もかわいい、当たり前か「つ」と同じ形だ。
「たぶん、ね。その頃には、しのちゃんもおっぱいがふくらんできて、しのちゃんのかわいい小5おまんこにも毛が生えてきたりするから、そうなったら俺と同じように気持ちよくなれるよ」
「えーやだ」