きっかけは授業-1
キーンコーン カーンコーン キーンコーン カーンコーン
授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響く。
「はい、今日はここまでですね。
皆さん、今日の授業は恥ずかしい内容だったかも知れませんが
今日、習ったことは忘れないようにしなさい。」
「「はーい」」
「まだまだ、皆さんは女性の身体になってない人が多いですが
少しずつ女性の身体に変わりつつある時期です。
そんな中で興味本位でのえっちは気をつけなさい。」
今の授業は道篤だった
ただ、男子と女子別々の教室で受けることになってた
めずらしいなぁって思いながら授業を受けたら性教育だった
女の子の身体の仕組みやあかちゃんが出来る仕組み
さすがに写真使っての説明はなかったものも
簡単な絵での説明はあった
まだ先生が注意事項を長々と語ってる中で
授業をふり返りながら思い思いのこと考えてる生徒達
そんな生徒の一人
名前は久保田幸子といい小学4年生
髪は肩より少し短めでめ縁の細いがねをかけてて大人しい感じの
あまり目立たない少女
服装も青を主体としている色の服装だが
顔立ち自体は一般的には美少女と言えるくらいだが
本人はかわいいとは思っていない
理由は彼女の幼なじみにある
(先生の話…ながいなぁ そりゃ、えっちなことだし
気をつけないとダメなのはわかるけど…)
そんなこと考えながらいると先生が
「それでは、日直の方 号令を」
「起立、注目、礼、着席」
(やっと終わった…)
幸子は心の中でめんどくさそうに呟いた
「ねぇ、ゆきちゃん 今日の授業…すごかったねぇ」
と…となりの席にいたツインテールの女の子が話しかけてきた
「そうだねぇ ゆいちゃん 生理のこととか…男の人の…その…」
「おちんちんのこととか…せーえき? あかちゃんのもと?のこととか」
「ちょっ、ゆいちゃん 声おおきいよー」
「ごめん、ごめん」
ゆいと呼ばれた少女…橘優依という
幸子の幼なじみでツインテールを基本としているが
髪は肩まである
服装は幸子と対照的に薄めのピンクを基本としている
そう…幸子が自分のこと美少女と思えない理由
それ以上の美少女がすぐそばにいるからだった
そんな優依が舌を出しながらあやまった
「それで、ゆきちゃんはそう言うことに興味はあるの?」
「それは…少しは興味はあるかなぁ? せーえきとかどんなのだろう?
とか興味はあるかなぁ?」
「そうだよねぇ? 授業では写真とか使わなかったしどういうものなんだろうね?」
「うん 興味あるよね でも、クラスの男子に見せてとかはしたくないかなぁ…?」
「それは…たしかに…そうだよね 男子達だとヘンなことされそうだもん」
「わたしはお父さんのしかみたことないし? それも数年前の記憶だし」
「ゆきちゃんもそうなんだぁ わたしもお父さんのしかみたことないなぁ」
「さすがにお父さんにみせてとかいえないもんね?」
「だよねー」
そんな会話をしつつ休み時間過ごし残りの授業を受けて放課後になる
「それじゃ、ゆいちゃん またあしたー」
「うん またあしたー」