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切なさと苦しみの果てに
【その他 恋愛小説】

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好きと言う気持ちと愛の狭間-1

「はぁ…」

なぜ俺はこんななんだ……
普通じゃないぜ
早く恋をしてみたいな

「オイオイ真夜、なに落ち込んでんだ」
「尚吾(しょうご)……」
「らしくねえなぁ」
「まぁ…な」
「さっさと彼女作れよ〜」
そう言うと尚吾は去って行った

「尚吾……」
わかってる
お前が俺にきをつかってくれてることは

「どうしようもねえな……俺」
前は僕と言っていたが今では「俺」が普通になっている

「…彼女……か」

その時、クラスの女子が声をかけてきた

「ねぇねぇ真夜君、好きな人っていないの?」
「ん………」
なんて言えばいいのか…
「………いない」
「あ…そう?そうだよねぇ〜真夜君に釣り合う子なんていないよね」
「釣り合う?」
「だってさ、真夜君完璧じゃん」
「釣り合うとかそういうのムカツク……人は人だ、上も下もねえ」

なにやけになってんだ俺は
「あ……ごめんなさい……真夜君は優しいからね…」
「……!!」
「ごめんね、じゃあ」

優しい……か……

ホントに俺は優しいのか?
心のどこかでは俺に釣り合うやつを探してるんじゃないか?

クソッ!!
愛をしらないとか……
結局俺は馬鹿だった

大馬鹿野郎だ!!


考えるために俺は屋上に向かった
3限目はサボろう


「…………」
俺は無言のままに屋上の芝生にねっころがった

チクショウ!!
俺は……俺は……!!


その時
屋上のドアが開いた


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