第二十五章 香奈子様へ−その4(淫乱なメス犬)(画像付)-7
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「ああ・・・そう・・・ああああ・・・」
(もっと・・・もっと、言って・・・・)
いたぶられる快感に酔いしれていた。
「私・・・・わたしぃ・・・」
誰もいない応接室で一人、オナニーをしている。
そのあられもない姿が香奈子だと、誰が信じるだろうか。
「あふぅ・・んん・・・気持ちいい・・・
いいのぉ・・・」
男に向かい、訴えている。
「もう、いいのぉ・・・・いっぱい・・・
いっぱい、するのぉ・・・・」
夢の中の少女に戻り、笑っている。
「ああああー・・・・・・・」
引きつる声は男を捜し、求めていた。
「ねぇ・・・そうでしょ?
ねぇ・・・」
愛液がしたたるヴァギナをなぞりながら、うわ言のように呟いている。
「あああ・・・すごぉく・・
気持ち・・・い・・い・・・・」
小刻みに訪れる官能の波に浸りながら、香奈子は白い歯をこぼした。
「ああ・・・・あ・・・」
まぶしい逆光に霞む男の顔も、笑ったような気がした。
第四部 不条理な記憶(完)