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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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秘密の社員研修A-6

そして、露出している膝にそっと手を乗せた。

「佐藤くん、嫌なら嫌って言ってね」

「ん?どうしたの、本間さん」

下から見上げる佳織に、くりくりとした、何の疑いもない目で理央は尋ねた。

「中村さん……に相談されたんだけど。あたしが……その……フェ×チオをしているところを見たいそうなの」

「……え?」

「佐藤くんにフェ×チオをしているところを見たいんだって……中村さんは、あたしと佐藤くんが去年の出張でそういう関係になったことを知ってるって打ち明けてくれて、佐藤くんに今でもそういうことをできますか、って聞かれた。佐藤くんは後輩だけど、あたしにとっては魅力的な男性だからできるって言った」

「な、なに……?僕、状況が読めないんだけど。何でそんな話になってるの。何でそんなこと言ったの。加奈子、ひどいよ」

静かだが、珍しく理央は加奈子に怒りの感情を発露する。

「本間さん、今、普通にしてくれてるのに。僕、加奈子だから本間さんとのこと言ったのに」

理央は声を震わせて言うが、膝に乗せた理央の手の上に、佳織は手を重ねる。

「もう。だから、佐藤くん。あたしはそのことはもう何とも思ってないんだってば。それよりも、あたしにそういうことされても平気かどうか聞いてるの。中村さんは見たいそうだけど、あなたが嫌ならあたしは出来ないから」

「なんで、そんな」

「ーー前に言ったよね、佐藤くんが本間さんとしたときの表情が、知りたいって」

理央の言葉を遮るように、加奈子が言った。
加奈子はそんな欲求を二人の前で言っていることが恥ずかしくもあり、同時に怒りでおかしくなりそうだった。
だが、どうも抑えられない欲求らしい。
彼を独り占めしたい。だからこそ、彼のいろんな表情が知りたい。
それは、以前どうしようもなく欲求が昂って犯してしまった女との行為の時のものであってもだ、ということを加奈子は思ってしまった。

「寝盗られてるところが見たい、とかじゃないんですって。あなた、あたしと今でもしたいと思ってくれてるんでしょう?」

「そ、そりゃ、男としては仕方ないじゃんか。でもするか、しないかは違う話じゃん。何で加奈子以外としなきゃいけないの。加奈子だって、僕と以外は嫌だって言ったじゃん。僕だって、やだ。加奈子じゃなきゃやだ」

理央は加奈子を見つめてそう言う。
加奈子は嬉しかった。だが、やはり別の感情は残ったままだ。

「佐藤くん……すごく、中村さんのこと好きなのね……。ヤキモチ妬いちゃう」

手のひらに重ねていた手を滑らせて、太ももへと這わせながら言う。
そして、理央の膝へ唇を押し当てた。

「そ、それはずるいっ。僕、やだって言ってるのにっ」

嫌なら佳織はそうした行為をできない、と言いつつ、膝へ唇を何度も押し当てる。その度、理央の体が震える。

「……あたしだって、そんな提案されたら我慢できないよ……。したいのに我慢してるの、佐藤くんだけじゃないからね……?」

そのタイミングで加奈子は理央の左肩に顎を乗せて、理央の腰を引き寄せる。

「お願い……見たいの……」

愛しい女に耳元で囁かれ、目の前には自分が性的に欲してやまない女が太ももに手を置いて、膝に何度も唇を押し当てている。
その状況に、自分の決心とは裏腹に理性が削られていく。

「本間さん……やだ……」

子供のように、泣きそうになりながら首を振る。
にもかかわらず、佳織は膝から露出した太ももの下辺りにかけて、いやらしい舌を伸ばしてべろり、と舐め上げた。


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