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母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―
【調教 官能小説】

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第二十一章 届いた贈り物 (画像付)-2

「あうっー・・・ううううっー・・・」

香奈子は両手で顔を覆い、激しく声を出した。
泣き続ける事で忌まわしい事実を消してしまいたい。

認めたくない。
夫以外の男に身体を許すなど有り得ない事だった。

たとえレイプされたとはいえ、愛を裏切る行為である。
香奈子はひたすら自分を責め続けていた。

媚薬を飲まされたとは思いもしなかった。
また、強烈な官能を味わった故に記憶を失っている事にも、今は気付いてはいない。

「うっ・・・うっ・・・・ひっく・・・」
嗚咽が途切れ途切れに漏れる頃、涙で滲む瞳を開けた。

散らばった衣服はそのままで、テーブルにある灰皿にはタバコの吸殻が残っている。
残酷な事実は決して消える事無く、香奈子は胸を締め付けながら見つめていた。

だからチャイムが鳴り、現実に引き戻された時も暫くは立つ事も出来ずに呆然としていたのだった。

一旦、やんだチャイムの音が再び聞こえるとハッと立ち上がった。
その顔は恐怖に引きつっていた。

もしかすると竹内が来たのかもしれない。
壁に掛かっているインターフォンのスイッチを押した。

インターフォンのTVカメラを覗くと宅配業者が立っていた。
ホッと息をついた香奈子は受話器を取った。

「はい・・・」

「宅配便でーすっ・・・」
若い男は元気な声を出した。

「今、門を開けますから・・・」
正門のセキュリティーを解除して慌しく玄関に走る。

まだ新しい家政婦がいないので、直接母屋に連絡がつながっている。
上気した頬を気にしながら、荷物を受け取った。

自分宛のものだった。
送り主も同じになっている。

だが送った記憶は無い。


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