山田屋敷〜第一夜〜-5
「・・・・・ぁぁ」
「お江も・・・心地好いのか?」
「あい・・・・されど、こちらの方が」
お江の左手が外気の中で小刻みに震えている滾りそのものに手を伸ばされ、
柔らかい手の中にすっぽりと包まれた。
やわやわとした手のひらの動きですら源二郎の我慢を揺さぶる。
「お江、焦らさないでくれ・・・・弾けてしまいそうだ」
お江の乳房から唇を離しつつ、源二郎の口から苦悶の呻きを漏らす。
「こんなに熱く逞しきもの・・・・やはり源二郎様は“もののふ”でございますなぁ・・・・・」
お江の手が源二郎の滾りを自らの繁みの中へゆっくりと引き寄せていく。
源二郎も腰を前に進め、開かれたお江の身体の隙間に身体を近づけた。
滾りの先端が繁みの中に触れた時、
ざらざらとした感触に源二郎は息をのみ心なしか鼻息は荒くなる。
そして、
「くっ・・・・・」
「ああ・・・・・・」
繁みの奥の割れ目を押し広げ、左右の襞をかき分けながら、源二郎がお江の中に入っていった。