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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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秘密の社員研修@-6

あまりにも素直すぎる加奈子に、理央の胸がきゅぅん、と締め付けられる。
こんなにも、女性を可愛いと思ったことがあっただろうか。
さすがにこれ以上、抱きしめ続けていると理央もーー理性がなくなってしまいそうになる。

「ごめん、僕もそんなに可愛いこと言われたらヤバいから」

くすっと笑って、加奈子の体を離し、両手を上に上げる。

「もう、からかってばっかり。ゴム返して」

拗ねた加奈子に、ケラケラと笑いながら理央がゴムを手渡す。
先程結ばれていた位置より高めの位置で髪を持ってぎゅっと縛り、ふわっとした団子を作る。
白いカットソーと、まとまった髪の間から覗くうなじ、首筋が理央からはまる見えだ。
先程の決心が鈍ってしまいそうになるほど、その白い首は悩ましい。






しばらくして、佳織がバスルームから出てきたらしく、リビングと外の廊下を繋ぐ引き戸が開けられた。

「もう少しでお湯溜まると思うから。どっちが先入る?」

黒い無地のTシャツに、グレーの細身のスエット姿の佳織は、濡れた髪の毛を拭きながら二人に聞いてきた。
加奈子は佳織の顔を見上げる。
化粧を落とした顔さえ、美しいと思った。
切れ長の目に、くっきりとした二重のライン。
眉毛は、眉墨を引かなくとも濃くはっきりと残っている。
加奈子は、佳織を五〜六歳上だったと記憶していたが、未だに隼人や、理央が性的な欲求を寄せる相手だ。
若い頃は相当男性に言い寄られたのではないだろうか、と思ってしまう。

「中村さん、先入ってきなよ」

理央が笑って言う。

「あ……先、いい?」

加奈子が理央の方を向いて尋ねた。

「っと……でも、もしかして、というか変な気を使いすぎかもしれないけれど……佐藤くんがあたしと二人きりになるの、中村さんが嫌だったら、佐藤くんと二人で入ってきても……」

「ーーぼ、僕は大賛成!」

理央ははりきって手を上げる。加奈子は佳織の提案に、顔を真っ赤にしているが。

「佐藤くんに聞いてないです〜」

佳織は肩を揺らしながら笑って言う。

「あ、いや……そんなの、気にしませんので。あたし、一人で入ります」

「あらそう?じゃあ、佐藤くんと待ってるね。あたしのTシャツとハーフパンツで良ければ、それ寝巻きに着てもらってかまわないから。バスルームの、洗濯機の上に置いておいたよ。下着も、封の開いてないあたし用に買ったボクサーパンツがあるから、それ使って頂戴」

「え、下着まで……いいんですか」

「うん、もちろん」

加奈子はバスルームへ向かった。
カットソーやスカートを脱いで、ストッキングの後に下着に手をかけた時、その下着にはいやらしい体液がしみついてしまっていた。
思わず、顔を赤らめる。
ねっとりとしたその体液は、下着に付くとなかなか乾かないことを加奈子は知っている。
恥ずかしくなって、脱いだ服の間に丸めて突っ込んだ。

折りたたみ式のドアを開いて、だいぶ溜まっていた浴槽の湯を止める。
髪の毛を洗い、体をボディソープで洗った後シャワーで流そうとすると、加奈子のそこはお湯で流してもぬるり、とした感触が感じられた。


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