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母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―
【調教 官能小説】

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第十五章 挑発-1

第十五章 挑発

「今日は、あの・・・」
「はい?」

ためらいがちに切り出す言葉を、竹内は遮るように聞き返した。

「時間は・・・お仕事がおありになるんでしょう?」
「いやぁ・・あはははは・・・」

早く追い返したくて言ったのに、笑ってはぐらかせている。

「おかげでカバンも見つかりましてね。
まあ、僕がいなくても優秀な社員が頑張って
ますから急いで帰る事もないんですよ・・・」

そう言うと、新しいタバコを取り出して火をつけた。

さっき消したばかりのが、まだ火がくすぶって焦げ臭い煙を出している。
まるで帰るそぶりを見せない男に、香奈子は苛立ちをつのらせていた。

「たしか御主人は今週一杯、出張だそうですね」
「え、ええ・・・」

「沖縄に3日間か・・・羨ましい限りだ」
「仕事ですから、仕方ありませんわ」

「本当に仕事なのかな?」
含みのある言い方に、香奈子の眉がピクリと動いた。

「それは、どういう意味ですか?」

「ハハハ・・・もしかしたら、と思っただけですよ」
険しい表情で見つめる視線を、竹内はくすぐったく感じていた。


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