クリアスマスイブ〜8歳のしのちゃんとの「性交」〜-5
勃起した亀頭のすぐ目と鼻の先で、まるで手コキのように両手を動かすしのちゃんが笑顔を見せる。やばい、このままだとしのちゃんの顔、まだ半分くらいが乳歯の8歳の口めがけて顔射してしまう。それはそれでやってみたいのがペドフィリアとしての正直な気持ちだけど、さすがにそんなそれこそAVみたいなこと、まだしのちゃんにさせられない。
「しのちゃん、あの……おちんちん、下に向けてくれるかな」
きょとん、とした表情でくいっ、とおちんちんを下向きにしのちゃんが動かすと同時に、しのちゃんのおへそのあたり、ついさっき洗ったばかりの下腹部にぴゅる、ぴゅる、と今日三回目の射精が飛ぶ。さすがに量も勢いもないけれど、薄めの白濁液がしのちゃんの学童体型のおなかとやや縦長のおへそにかかる。
「あーっ、もう……お兄ちゃん、また気持ちよくなっちゃったの?せっかく洗ってきれいにしたのにぃ」
フックからシャワーヘッドを取っておなかにシャワーを当てるしのちゃんにぎゅ、と睨まれながら、射精の恍惚と8歳の幼女におこられる情けなさとが入り混じった、久々に俺の辞書に在庫が戻った賢者タイムの中で勃起が速やかにしぼんでいく。
「あとは、お兄ちゃんが自分で洗ってね」
ふざけたようにふくれっ面をするしのちゃんが、シャワーの流水を俺の顔にぷしゃっ、と当てた。
家から持ってきたウォーターグリーンのパジャマを着たしのちゃんの髪をドライヤーで乾かす。脱衣所の鏡に映るしのちゃんの表情からふくれっ面は消え、Girl2の「Girls Revolution」を口ずさんでいる。俺に腹上射精を食らってちょっとぷんすかしていた機嫌は完全に直っていた。髪をいじられると女性はそれが快感につながるって聞くけど、たしかに髪を乾かしてあげるのってちょっとしたフェザータッチだよな。
髪が乾いたしのちゃんがベッドに突進してど真ん中を占領する。なだめすかして横に入らせてもらい、一枚の毛布と布団にくるまれる。えへへ、と笑うしのちゃんの息臭がぷわん、とこもる。本当はちゃんと歯磨きしないといけないんだけど、匂いフェチ、息臭フェチの「へんたい」としては女の子の寝息の匂いを嗅ぎながら眠りにつくチャンスを逃したくない。
「ね、お兄ちゃんの『気持ちいい』って、どんな感じがするの?」
その8歳の息臭を俺の鼻に至近距離で注ぎ込みながら、しのちゃんが男女間の永遠の疑問を投げつける。まあしのちゃんは男女間どころか女の子の「気持ちいい」も体感的にはまだ知らないんだけど。
「うーん、そうだねえ……あ、たとえば」
俺はベッドの下に手を伸ばし、ティッシュペーパーを一枚手に取るとそれを細くこよりに捩った。
「くしゃみ、に似てるかな」
そう言いながらこよりの先端をしのちゃんの鼻に差し込んでこちょこちょ、とよじる。ふわ、と小さな声を出したしのちゃんが、は、は、はぁ、と三回口から息を吐き、ぎゅっ、と目をつぶると同時に、へくちっ、と俺の顔の真正面でくしゃみをした。しのちゃんの息と唾液が障壁なく俺の顔にかかる。くああ、しのちゃんの幼女臭いくしゃみ攻撃。やっぱり歯を磨かせなくてよかった。
「くしゃみすると気持ちいいでしょ?まったく同じじゃないけど、こんな感じのときもあるよ」
しのちゃんの高速つばきのツン、とする匂いに酔う。
「ふああ、へ、そうなんだ」
まだ息が整いきっていないしのちゃんの、わかったようなわかっていないような表情がかわいい。
「あっちのほうがもっともっと気持ちいいけどね」
「ふーん。やっぱりお兄ちゃん、ずるい」
「しのちゃんも、もっと大きくなったらわかるようになるかもよ」
「でも、それってへんたいになるってこと?」
うーん。ある意味正解だな。
リモコンで照明を常夜灯に落とし、顔の半分までかけた布団の中でしのちゃんを抱きしめる。俺の胸に顔を埋めたしのちゃんが小さい声で「ジングル・ベル」となにわ男子の「ハッピーサプライズ」を歌う。パジャマ代わりの俺の厚手のTシャツの胸が、しのちゃんの歌声の吐息で温かく湿る。
「ハッピーサプライズ」のサビの英語の歌詞をなんか適当に歌ってごまかすしのちゃんの髪を撫でていると、やがて胸元からすぅー、すぅーっ、と、小さい寝息が聞こえ始めた。しのちゃんの頭をそっと抱えて枕に乗せ、俺の方を向いて眠るしのちゃんのわずかに開いた口から漏れる寝息の息臭を嗅ぎながら、生まれて初めて「こいびと」と過ごす夜、しのちゃんの8歳のぬくもりと匂いを抱きしめて、俺は間違いなく人生で最も幸せな気分に浸りながら夢の世界へと入っていった。