「本編」-11
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友紀が武史と初めて肉体関係を持ったのが水曜日の昼間で、そこから水、木の夜は夫の泰介に抱かれた。
排卵日はまだ先だったが、友紀のほうから、ゴム無しセックスを提案し、泰介もそれを受け入れた。2人は付き合ってからもう長い年月が経つが、これが初めてのナマセックスだった。
泰介のほうはナマセックスに感動し、5分にも満たない時間であっという間に果てた。泰介は頑張って2回目も挑み、いずれも膣内に射精し、満足して眠りに就いた。
一方の友紀も、夫と初めてするナマのセックスに感動した。これまで何度も友紀のほうから提案してきたが、泰介のほうが嫌がったのだ。
念願だった夫とのセックスで、友紀自身、初めて男性の精液を膣内に受け入れた。愛する人を満足させたことは、もちろん友紀にとって幸せなことなのだが、頭の中は武史のことが離れなかった。
友紀は夫に抱かれながら、武史と関係を持ったことを後悔していた。身体があの強烈な膣絶頂の快楽を知ってしまったあとでは、夫とのセックスではすでに感じることが出来なかった。
それどころか、夫からの膣内射精を受けたせいで、もしあの若い大量の精液を受け入れたら、一体どんな感じなんだろうとの妄想が頭から消えない。
そして金曜日がやってきた。友紀はあらかじめ薬局で大きめサイズの避妊具を購入した。水曜と同じ一番薄いものを選んだ。
いつものように夫を送り出してから、部屋の掃除や家事を済ませ、普段よりも念入りに化粧をした。普段はほとんど着ない薄い半袖のニットと、スカートを身につける。そして武史と約束している午前10時になり、「今から行く」というメールを武史に送った。
友紀は玄関を出て、周りを気にしながら階段を降り、真下にある武史の部屋に行くと、すでに武史が扉を少し開けて待っていた。友紀はすばやくその中に入っていった。
「武史君、今日も夜勤明けなの?」
「ああ。でも、早めに終わったんだ。明け方の5時にはここに帰ってきて、さっきまで寝てたからな。体力はバッチリだぜ。なあ、ほら・・、舌・・出せよ」
「で、でも・・。あんまり寝てないじゃない・・んん・・。あんっ・・。こんなことして・・大丈夫なの?」
「俺、体力には自信あるからな。それに水曜日・・お前とセックスしただろ。あれから一度も出してないんだ。昨日一日我慢してたからな。だから今、過去最高に溜まってる。なあ、今日は何時に帰るんだ?」
「あんた・・。毎日何回もするんでしょ。それなのに、よく我慢できたわね・・。いや・・、そんなに溜められると、なんか怖いな・・んんぐっ・・んぐ・・あん・・。胸・・気持ちいい・・。すっごく感じる・・。ねえ・、なんか今日は乱暴な感じね・・」
「今、10時半だろ・・。旦那の帰りは何時だ? ギリギリまでやろうぜ」
「そ・・そんなの無理・・んんっ・・」
「何時なんだ? 嘘は言うなよ」
「え・・えっと・・。今日、うちの主人・・。飲み会で遅くなるみたい・・。夜ご飯もいらないって・・。だからたぶん・・、11時くらい・・かな・・。あっ、でもそんなには嫌よ。夕方くらいには帰って、いつも通りにしたいから。遅くても夕方までだからね」
「ああ、分かった。それでいい。なあ、俺のも握ってくれよ」
「う・・うん・・。あ・・あ・・うそ・・。す・・すっご・・。あ・・ヤバいね・・これ・・。おとといより張ってる感じ・・。うわ・・ビクビクしてる・・。ふふ・・、気持ちいいみたいね・・。ほら、こうして睾丸のほうも握ってあげる・・あんっ!!」
「へへ・・。お前のマンコもグッチョグチョじゃねぇかよ・・。期待してたみたいだな・・。おい・・あんまり激しく動かすなよ・・。せっかく溜め込んだ一発目だからな。手で出すのは、もったいねぇぜ・・。できれば、この穴のなかで思いっきりぶちまけてやりたいがな・・」
「そんなに・・。中出し・・、したいの?」
「そりゃあ・・したいけどよ・・。いや・・、でもいいよ・・。おばさんに迷惑かけるつもりはないし、せっかくセックスできる相手が見つかったんだぜ。今は・・、おばさんに嫌われたくない気持ちのほうが強いかもな・・。俺のことを気にかけてこうして尋ねてきてくれるってのが、素直に嬉しいんだ。このアパートに来たときも、これからずっと1人で生きていくって決めてたからな・・」
「ふ〜ん・・。あんたって、なんか外見も話し方もヤバそうな奴なのに、そんな素直なところもあるんだね」
「はは。こないだのセックスの時にさ・・。興奮して、付き合ってくれとか毎日セックスするぞとか言ったけど・・。おばさんが言うように、もっと軽い感じでいいから。おばさんの気が向いた時だけでもいい。だからできるだけ長い間、こうして一緒いて欲しいんだ・・」
「あのさ・・、わたしさ・・。これ・・、一番薄いゴム一箱買ってきたのよ・・。で、でもさ・・。あんたがもし・・使いたくないって言うなら・・。今日は・・なしでも・・、いいよ・・」
「えっ!? マジか!? だって・・、いいのか?」
「う・・うん・・。たぶん今日は・・、出しても大丈夫だと思う・・。ホントはダメなんだけどね・・。あんた、我慢して溜めたんでしょ・・。この睾丸の中に溜まった精子・・、私のオマンコの中に思いっきり、ぶちまけてみたくない・・? たぶん・・、すっごい気持ちいいよ。私もね・・、けっこう興味ある・・」
「ありがとな! や、やったぜ!! 俺の初中出し! あっ!? やっべぇっ!! ちょっとストップ!! 手で擦るの待ってくれ!! おばさんの手、すっげえ気持ちいいから、出そうになる!!」