「本編」-10
「あ・・ああ・・。分かってる・・。セックスが終われば、関係ないただの他人に戻るよ。その代わり・・、セックスの間だけは俺の恋人になってくれよ。そうしたら、あんたら夫婦に迷惑はかけないって約束する。確かにおばさんはいい女だけどよ・・。旦那さんから奪うってのは、俺も嫌なんだ。むかし・・うちの母親がさ・・、よその男と出て行ったんだよな・・」
「ええっ!? そ、そうなのっ!? あ・・そうなんだ・・。あんたのとこも・・。だから・・あんたのこと・・、なんとなく放っておけなかったのかな・・」
「えっ、そうなのか? おばさんのとこも・・。そうか・・。なあ・・、これからも俺との関係・・、続けてくれるのか・・?」
「う・・ううん・・。う・・うん・・。たまにだったら・・ね・・。わたし、火曜と金曜が休みだから。その午前中とかなら・・、いいかな・・」
「あ、ああ・・。それでいい。ありがとな」
「はは・・。マズい約束しちゃったかな・・。まあ、あんたなら秘密は守ってくれそうだし・・、いいか・・。ね、ねえ・・それより・・。ちょっといいかげん抜きなさいって・・。まだ中でビクビクしてるし・・、硬いままだし・・。もう・・元気なんだから・・」
「へへ・・。このオマンコの中にいると、チンポが萎える気がしない。あと2,3回は余裕でできるけど、どうする・・? おばさんさえ良かったらさ・・」
「だめ・・。もう夕方だから、主人のご飯を用意しないと。また、金曜にして」
「分かったよ・・。う・・うう・・。ほら・・、抜いたぞ・・。ゴムは・・、大丈夫みたいだな・・。破れてなかったぜ。ほら、結構出てるぞ」
「す・・すご・・。ねえ、これ・・6回目のはずよね? 何なのよ、この量は・・。ホント・・、若いってすごいわね・・。明日にでも、大きいサイズのゴムを買っておくわ」
「ああ、頼む。そういえば、おばさんのとこはさ・・。まだ子供作らないのか? 旦那も結構な年なんだろ?」
「う・・うん・・。だから・・、そろそろ作ろうって話になってる」
「そうか・・。上手くいくといいな。なんか困ったこととかあったら、俺に相談してくれよ」
「何言ってるのよ。逆でしょ。私のほうがお姉さんなんだから、困ったことがあれば言いなさいよね。まあ・・、もうこんなすごいことしちゃってるけど・・はは・・。ん? なに? あっ・・キスは・・ちょっと・・だめよ・・、あんっ・・、んんっ・・もう・・だめ・・んん・・」
その後、2人は30分ほどかけて、抱擁しながらキスを続け、武史が名残惜しそうにしながら友紀の部屋を出ていった。
夫の泰介が仕事から帰宅し、友紀は夫と夕食を共にした。これまで、友紀は日頃あった出来事を隠さずに夫へ話していたが、さすがに武史との体験だけは話すことが出来なかった。
夫の顔を目の前にすると、罪悪感が大きくなる。浮気などこれまで一度もなかったのに、夫が働いている日中、この部屋で若い男に抱かれたのだ。
しかし、夫への罪悪感は大きいが、初めて膣絶頂を経験したあの天にも昇るような感覚が、まだ身体の深いところに残っている。それを思い出すと、思わず身震いしてしまう。
子宮の入り口をグイグイと押し上げるような巨根の相手をしたのは、武史が初めてだった。友紀は時折、下腹部に手をあてて、その感触を思い出していた。