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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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互いの安心感-6

「あっ、んっ……」

いつもより乱暴な動きに加奈子は思わず声を上げてしまいそうになり、必死で抱きつきながら理央の胸元に口を押し付ける。

「ん、んんっ……」

先程の言葉の意味を加奈子は聞きたいけれど、理央が激しく動き、体内に与えられる、甘く、鈍い痛みに何も考えられなくなる。
ずしん、ずしん、と体内に当たる度に重い衝撃が加わる。

「あ、ぁ、佐藤くん、また、んんっ、ダメっていつも言ってるでしょ……?!」

ちゅっと音を立てて幾度も首筋を吸われている。おそらく、痕をつけているのだろう。

「こんな、ぁあっ……んっ」

「子供だから、ごめ……ん。誰にも取られたくない」

白く、細い首が体温が上がり真っ赤になって、そこに理央はいくつも痕をつけていく。

「ん、もぉ……髪結べない……でしょ、意地悪っ……」

加奈子は涙目になりながら、抱きしめた手を滑らせて、理央の唇に手のひらを宛てがう。

「お仕置き」

むすっとした顔をしながら、加奈子は人差し指と中指を理央の口腔内に差し込んだ。


(お仕置きでも、何でもない……、ご褒美じゃん、こんなの)


細い指を吸う度に、体内をただ突くのとは違う顔つきを見せる。
そして、理央の唾液をたっぷり塗りたくられた指を引き抜くと、加奈子はそれを自らの口に含んだ。

「エロすぎだよ、加奈子………僕、もぉ、そんなの見せられたらイキそ……」

加奈子は指を口に含んで、声を出さないように指を噛みながら、こくこくと頷いた。

「ん、く、んんっ」

声を出さないようにするせいで、指が痛む。
それほどに理央が与える快感は強烈だ。
それだけでなく、自然と涙が出てくる。理央が自分を独占したい気持ちがぶつけられているという、その安心感に。

「あ、ぅんっ……気持ち……いい、んっ、佐藤くんっ……!」

その名前を呼んだ瞬間、理央が体の動きを止める。
絶頂に達したのだろう。加奈子は絡みつかせる脚の力を強め、理央の体を腕でも抱き寄せた。

「キスマーク……なんかつけなくても、誰にも取ら……れないよ、大丈夫」

ふわふわの理央の髪が、汗をかいて濡れている。
それを加奈子は優しく撫でた。

「ふふ、年甲斐もなく……、嬉しいって思っちゃってる……けどね」

「んん、じゃあもっとつけちゃう」

理央はその体勢のまま、首筋にかぷっと噛み付いた。

「ちょ、ばかっ、これ以上はだーめ」

首筋を甘噛みされ、べろり、と何度も舌でなぞり上げられ、まだ結合しているままでぞくぞくと、加奈子の体内から腰へ、腰から脳天にかけて快感が突き抜けていく。

「また、したくなるでしょ。もう今日はだーめ」

ふふっと笑う加奈子の声が心地いい。理央はその安心感の中、急激な疲労に襲われたのだった。


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