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人妻略奪 〜巨乳元気妻 綾子編〜
【熟女/人妻 官能小説】

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「終わらない浮気」-2

あまりに予想外のことが重なり、健一は頭の中を整理するのも追いつかない状況だった。沖田という男は見たことがない。幼稚園のパパたちの中にもいないはずだ。これほどガラが悪いなら、すぐに目立つ。

健一はとにかくその2つの動画を綾子のスマートフォンから自分のパソコンにメール添付で送り、送信済みメールを削除した。

綾子のスマートフォンを元の位置に戻し、健一は2階の自室へ向かった。その夜、健一はその2つの動画で何度も自慰行為に耽り、なんとか冷静さを取り戻した。

不思議と綾子に対する怒りはなかった。近藤との関係が終わってからこの数ヶ月、夫婦の営みは行われていなかった。綾子が自分の意思で他の男と肉体関係を持ち、欲求を解消しているのであれば、それは仕方ないのかもしれない。

しかしもし、綾子と千晴があの沖田という男に脅迫されて肉体関係を結んでいるなら、自分が2人を助け出さなければならない。

その日の夜。どうすべきか悩んでいた健一だが、とりあえず今のところは、綾子には何も言わなかった。

そして翌日。健一はいつも通り、朝7時半に家を出た。しかし、会社のほうには向かわず、近くのコンビニで時間を過ごし、会社へは体調不良で休むことを伝えた。このコンビニから自宅までは、それなりに距離があるが、肉眼でもギリギリ人影は見える。

朝8時半。いつも通り、綾子と娘が車に乗り、幼稚園へ向かった。健一はその様子を、コンビニから見ていた。ここから幼稚園までは、車で5分ほどである。

しばらくして綾子の乗った車が戻り、自宅へと入っていった。

(もう少しだけ・・、様子を見るか・・)

そして、15分ほどが経過した頃だった。綾子が家から出てきた。それを見た健一は、自分も急いでコンビニを出て、自宅の方へ向かった。

いつもならジーンズを履いて出かける綾子が、スカートを履いている。それだけで、健一には確信のようなものがあった。

そして綾子は自転車に乗って、どこかへ向かいだした。健一も急いで綾子のほうへ向かうが、朝からスーツを着たサラリーマンが全力で走っていては、周りからは変に思われるだろう。

しかし、そんなことも気にしていられず、健一は綾子の後を走って追いかけた。幸い、綾子はそれほどスピードを出しておらず、なんとか見失わずに付いていくことができた。

綾子の自転車は、大きな通りから外れ、細い裏路地へ入っていく。比較的近所とはいえ、この辺りは健一も足を踏み入れたことがない。いくつかの古びたアパートが並んでいる。

そして、1つのアパートの前で綾子が自転車を降りた。かなり年期の入ったアパートであり、綾子が古びた階段を登って2階へと上がっていく。

綾子が一番奥の部屋の扉を軽くノックすると、すぐに扉が開き、綾子は周囲の様子を伺ってから中に消えた。

(ここで間違いないか・・。綾子の他にあと1つ、赤い自転車が・・。たぶん斉藤さんの奥さん、先に来ているみたいだな・・)

健一は、深呼吸をした。アパートの下まで歩き、いくつか並んでいるポストを見る。空き部屋も多いようだ。

10分ほど様子を見ていたが、綾子と千晴が出てくる気配はない。下から見たところ、窓は閉まっている。健一は意を決し、ゆっくりと階段を登っていった。

扉の前に来たが、中の音は聞こえてこない。台所の窓が1つだけあるが、きっちりと鍵が閉まっている。

健一はいったん階段を降り、アパートの玄関とは反対側へ向かった。そして、上を見上げて部屋の位置を確認した。当然ながら、こちら側の窓も閉まっている。

(諦めるか・・。いや・・、なんとかならないのか・・。あの2人が浮気している姿を見たい・・。せ、せめて声だけでも・・)

諦めきれない健一は再び階段を登っていった。そして、隣の部屋のドアノブを回してみた。ここは空き部屋のはずである。

(う、嘘だろ・・。いくら古いアパートだからって・・。鍵が開いてるなんて、おかしいだろ・・。い、いや・・。今はそんなこと、もうどうでもいい・・。奥の部屋なら・・)

ダメ元で扉を開けようとしたら、開いてしまったのだ。こんなこと許されるはずもないと思いつつ、健一は玄関で靴を脱ぎ、無人の部屋のなかを進んでいった。

奥の部屋に入った時点で、健一は喜びを隠せなかった。壁が薄いせいか、周りが静かなせいか、隣の声がわずかに聞こえている。壁に耳をあてると、さらによく聞き取れる。

健一は壁越しに聞こえる喘ぎ声をおかずにし、この異常な状況下で自慰行為に耽ってしまった。しかし、1つ疑問な点があった。喘いでいるのはほとんどが綾子で、男が綾子の身体を賞賛する声も聞こえてくるが、千晴の声はほとんど聞こえてこない。

それからしばらくして、千晴は帰っていったようだ。隣の部屋に残されたのは、若い男と妻の綾子だ。千晴がいなくなって恥ずかしさがなくなったせいか、それからの綾子は隣にもハッキリ聞こえるほどの大声で叫びながら、絶頂を繰り返した。

そして昼過ぎになり、綾子も帰っていった。自宅に戻り、午後は娘を幼稚園に迎えに行って、何事もなく過ごすのだろう。

健一はフラフラになりながら、その空き部屋を出た。そして、隣の部屋のドアをノックした。中からすぐに沖田が出てきた。見たことのない男が尋ねてきたことで、多少驚いているようだ。

ガラの悪い沖田に怖さを覚えながらも、健一は「綾子の夫だが、少し話がしたい」といい、強引に沖田の家に入っていった。

それから30分ほど、沖田からこれまでの経緯を聞いた。最初に関係を持ったのは、千晴のほうだという。街中で見かけた美人の千晴のあとをつけ、自宅に押し入ってレイプしたそうだ。そして、撮影した映像をばら撒くと脅迫した。


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