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母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―
【調教 官能小説】

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第十三章 竹内-3

『矢島香奈子です・・・・』
竹内は言葉を失い、立ち尽くしていた。

(な、なんて・・・)
美しい人だろう。

表現出来ない自分がもどかしい程、可憐な印象が心に迫る。
少女の顔立ちも仕草も、何もかもが竹内の好みにピッタリとはまっていた。

(こんな・・・
 こんな美しい人が世の中にいたなんて・・・)

香奈子に比べれば、今まで憧れていた女優やアイドル等は霞んで見えるほどだった。

『きっと、遊びにいらして下さいね・・・』
別れ際、優しく微笑む少女の声が脳裏に響いたまま消えようとしなかった。

天使のような微笑に竹内は狂おしい程の慕情を募らせた。
僅かな時間に話しただけなのだが、いやそれだからこそ心に強烈に焼き付いてしまったのだろう。

それは生まれて初めての恋だった。
しかし決して報われる事のないものだった。

残酷な事実が胸に突き刺さる。
少女は友の妻となり、やがて生まれる子供を宿しているという。

(何で・・何で奴だけが、こんな良い目に会うんだ?)
晴彦に対する嫉妬と憎しみが、一気に増幅する。


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