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母娘淫乱調教―レモンティーな朝焼け―
【調教 官能小説】

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第十二章 二度目の訪問(画像付)-7

香奈子の事は愛してはいたが、ステディの一人と割り切り、結婚の対象等とは考えてもみなかった。
誰もが羨むような美少女の香奈子を連れ歩き、友人達に自慢出来る程度の軽い気持ちだったのだ。

女等、いくらでもいる。
人生はまだまだこれからだと考える気楽な男は大学院を卒業して、就職してからも楽しい生活を続けるつもりでいたのだ。

だが、事態は一変した。
香奈子が事実を打ち明けたのは、新しい年が明けて間もなくの頃だった。

『私、生みます・・・』

凛とした表情に晴彦は圧倒された。
そこには17歳の少女の面影は無く、矢島家に累々受け継がれた自信とプライドが現れていた。

『もし、晴彦さんが私をお嫁さんにしてくれる
のなら・・・』

はにかむように見せた白い歯が一瞬、こぼれると無意識に言葉を出していた。

『も、勿論・・・・・。』
少女の微笑みの影に、逆らえない何かを感じたからだった。

『嬉しい・・・』

胸に顔を埋める少女の細い肩を抱いた時から晴彦の運命は決まった。
香奈子に請われるまま父親に会う事になった。

『ゆ、許さんっ・・・』

当然の事ながら、香奈子の父は激怒した。
大きな怒鳴り声に晴彦はひるみ、首をすくめた。

元々、強い決心があった訳ではない。
結婚の許しを貰う挨拶をしているうち、何だか他人事のような気がしていた程なのだ。

このまま強制的に別れさせてくれればと、心の片隅にチラリと浮かんだりもした。
だが、晴彦に逃げる道など残されていなかった。


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