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恋愛経歴書
【女性向け 官能小説】

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12 アントワープの人-2

サチは自分の身体が濡れていくのを感じていた。
工藤がサチのパンティに手を入れてきた。

サチの蜜壺はすでに甘い蜜で溢れかえっていた。
その花びらに指を入れてきた工藤だった。

「すごいね、もうこんなに濡れてるんだね」
工藤は興奮している様だった。

工藤はサチのパンティを脱がしてゆく。
工藤も自分の服を脱いでいった。

工藤は裸になるとサチの脚を大きく開かせた。
そして、サチの蜜壺に深く顔を埋めていった。

サチの花びらは満開で甘い蜜で溢れかえっていた。
「う、あん、、、…」

サチの口から喘ぎ声が聞こえてくる。
工藤はサチの蜜をハチのように吸っていた。

ピチャピチャといやらしい音が静かな部屋に響いていた。
その音を聞くと、益々サチの身体は熱くなってゆくのだった。

工藤が顔をようやく上げてサチの顔を見た。
「鮎川さん、フェラしてくれる?」

「え?」
「うん、フェラしてほしいんだ」

「ええ、わかったわ」
そう言うとサチは工藤のペニスを口に含んだ。

そして、ゆっくりと舌でペニスを転がし始めた。
少し吸い上げてペニスを舐め上げてゆく。

サチのフェラは逝かせるフェラではなかった。
気持ちよくさせるフェラだったのだ。

「き、気持ちいいよ、鮎川さん…」
サチはその言葉を聞くととても嬉しくなったのだ。

工藤はサチのフェラを楽しむとサチの身体の上に乗ってきた。
おもむろにコンドームをペニスに付けた。

サチの脚を大きく開かせると自分のペニスをサチの身体の奥深くへと入れていった。
「あ、ふ、ん…」

サチの口から快感とも取れる甘い声が聞こえてきた。
工藤はゆっくりとピストンを繰り返していった。

サチは身体を突かれる度に甘い濡れた声を上げていった。
身体の奥深くにあるポルチオで感じていたのだ。

「く、工藤さ、さん、と、とてもいいわ…」
身体を突かれながらもサチはそう言った。

「ぼ、僕もだよ…」
二人の荒い息遣いがホテルの部屋の中に響いてゆく。

工藤の腰の動きが激しくなった。
サチは快感とも悲鳴とも取れる声を上げた。

工藤が身体を少し震わせるとサチの身体の中に射精していった。
サチの膣は激しく痙攣していたのだ。

工藤は身体を離しサチに優しくキスをしてくれた。
「本当の恋人みたいに感じてくれてありがとう」

工藤はそう言ってきた。
サチは工藤が喜んでくれたことを自分のことのように喜んだ。

でも、工藤はそのままでは終わらなかった。
「鮎川さん、もう1回やってもいいかな?」

そう言ってきたのだった。
サチは別に構わないと思ったので工藤のその言葉に応えた。

この夜、サチは工藤と2回もセックスをしたのだった。
工藤はとてもサチを気に入っている様だった。



サチが帰る時間になった。
工藤はサチに1通の封筒を手渡した。

「それは、後で開けてね」
そう工藤が言ってきたのでサチはその場では封筒を開けなかった。

「じゃ、またメールするから」
「わかったわ」

「本当にありがとう」
「いいえ、私も嬉しかったわ」

そう言うとサチは工藤のホテルを後にしたのだった。



家に帰ってからサチは工藤からもらった封筒を開けてみた。
そこには現金4万円が入っていた。

サチはその金額に驚いたのである。
その金額は工藤の気持ちなのだから…と、思い受け取ることにしたサチだった。

その後、サチはチョコレートを見る度にアントワープの工藤の事を思い出している。


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