第十七章 並んで騎乗位3-7
「いいぞ、そらちゃん・・・」
秋生が嬉しそうに声をかけた。
「アキちゃん・・・」
その妻の声も弾んでいる。
「フフッ・・・」
桜さんの息が僕にふりかかる。
目の前にある美しい微笑みに、僕も白い歯をこぼした。
秋生さんとそらちゃんの反撃の様子が二人で眺めていたことが、妙に嬉しかったのだ。
僕と桜さんは抱き合いながら見ていた。
コックとヴァギナが繋がったまま。
その一体感が、凄く嬉しく感じたんだ。
僕達はお互いの身体をギュッと、抱きしめ合った。
温もりと同時に熱い感情が沸き上がる。
僕のペニスが充血する。
「あんっ・・・」
小さな声と共にヴァギナがキュッと、締め付けた。
一瞬、両目が閉じられ長いまつ毛のカーブが作られる。
ぷっくりした唇が開き、白い歯が見えた。
「ハハッ・・・」
その表情が凄く可愛くて、僕は小さく笑った。
「フフッ・・・」
桜さんも照れくさそうに笑みをこぼす。
僕は彼女の唇が好きだ。
たてしわの模様がピンク色のシルエットの中に薄っすら見えている。