第十七章 並んで騎乗位3-5
「ああぁっ・・ご、ごめんなさいっ・・・ああっ」
かおりさんの口から漏れた言葉は本心だろう。
ギュッと抱き締める男の強い突き上げに、なすすべもなく身を任せている。
切れ長の瞳から涙がにじみ出している。
秋生の反撃が始まった。
かおりさんの豊満なヒップを抱えなおすと、一つ一つの突き上げを強烈に繰り返していく。
「どうだっ・・かおりっ・・・どうだっ・・・」
ひと突きごとに、女に向かって大きな声を出している。
「ア、アキちゃん・・・」
まるでメス犬を調教するような力強い夫の雄姿に、そらちゃんは嬉しそうに白い歯をこぼした。
グイっと上半身を前に傾けると、細い両腕を藤本さんの胸に押し付けた。
そのままコックを入れ直し、自分から深く挿入するのだった。
「おおぉ・・・・?」
突然の刺激に、藤本さんが戸惑いの声を漏らす。
「んっ・・・ふっ・・ふっ・・・」
息を殺すように、そらちゃんの腰が静かに動き始めた。
膝を曲げた両足を絨毯につけ、踏ん張る様に身体全身を上下させていく。
むっちりした太ももの間で、黒い縮り毛の中から赤黒いペニスが、出し入れされるのが見えている。
「ああっ・・・あっ・・あっ・・・?」
その激しく素早い動きに、藤本さんの声が反応していく。