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恋愛経歴書
【女性向け 官能小説】

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8  掲示板の人-1

サチはこの日ネットの掲示板を見ていた。
サチはそこでちょっと気になる男性を見つけた。

その男性のプロフィールを見てみた。
見るとサチの自宅からそんなに遠くではないところに住んでいることが分かった。

掲示板にはアドレスが書いてある。
そのアドレスにメールしてみることにしたのだ。

その男性の名前は、綾瀬リョウという人だった。
本名かどうかは分からなかった。

程なくしてメールの返事が来た。
「写メ送ってくれません?」

そう書かれてあった。
サチは自分の写メを送った。

すると綾瀬と名乗る男性も自分の写メを送ってきた。
掲示板に載っていた写真と同じだった。

年齢は32歳と書いてあったがまだ20代にしか見えなかった。
綾瀬はサチのことが気に入ったようだった。

「今度、車で迎えに行きますから食事でもどうですか?」
そうメールには書かれてあった。

「では、近いうちに会いましょう」
サチはそうメールしたのだ。


数週間後…。

今朝もサチはちゃんとピルを飲んでいた。

この日、サチは綾瀬と会う約束をしていた。
サチは淡いブラウンのセーターにベージュのミニスカートにパンプスを履いていた。

綾瀬がサチの自宅の最寄り駅まで車で迎えに来てくれるのだ。
サチは最寄り駅まで歩いて行った。

駅前のバスローリーで待つ事数分。
1台のインテグラがやってきた。

車に乗っていたのは綾瀬だった。
「お待たせ〜!!」

「綾瀬さんですか?」
「そうだよ。リョウって呼んでよ。それにしても綺麗な脚してるねぇ」

綾瀬はサチの脚を見てそう言ってきた。
サチは綾瀬の車に乗り込んだ。

車に乗ると益々サチの脚が近くに見えると感じた綾瀬だった。
綾瀬は自宅へと車を走らせた。

綾瀬の自宅は本当にサチの自宅から近かった。
市営地下鉄沿線にあったのだ。

綾瀬は車を駐車場へと停めた。
車から降りる二人。

周りは住宅街だった。
緑もとても多くて綺麗な場所だった。

駐車場から小道を歩いて程なくして綾瀬の住むアパートに着いた。
綾瀬が住むアパートは2階だった。ドアを開ける。

「さ、どうぞ」
綾瀬がそう言ってサチを自宅へと招き入れた。

玄関を入ると直ぐにキッチンがあった。
その奥に6帖の部屋が2つあった。

直ぐ手前の部屋にはコタツが置いてあってそのコタツの上にはパソコンが置いてあった。

それと小さなカラーボックスがひとつあった。

奥の6帖の部屋にはベッドがひとつ置いてあった。
そんなにたくさん物が置いていない部屋だと感じたサチだった。

「寒いからコタツに入ってよ」
「うん、ありがとう」

そう言うとサチはコタツに入った。
コタツはとても暖かく感じた。

綾瀬はパソコンを使って商品を発送しているようだった。
何もない部屋だったが、梱包材がたくさん目についたのだ。

商品はとても小さな物らしかった。
「何、送ってるの?」

「シルバーのネックレスだよ」
「ネックレス?」

「うん、良く売れるんだ」
綾瀬はそう話した。

パソコンの画面を見るとチャットをやっている様だった。
チャットルームの画面だった。

綾瀬はサチに構わずにチャットを始めた。
「ほら、ここにカメラあるじゃん?」

「本当ね」
「サチの顔も映るよ」

綾瀬がカメラをサチに向けた。
するとパソコン画面にサチの顔が映って見えた。

「ここにきて」
綾瀬は自分が座っている膝の上に目をやった。

「え?」
「そう、俺の膝に座って」

サチはちょっと驚いたがその通りにした。
綾瀬はサチを後ろから抱きかかえるようにしてコタツに入っていた。

カメラが二人の姿を映し出していた。
綾瀬がサチの首筋にキスしてきた。

その姿はチャットルームに流されていた。
でも、肝心な二人の顔はぬいぐるみに隠されていた。

キスをする二人を見てチャットルームはざわついていた。
「ベッド行こうか?」

そう綾瀬は言うと座っていたサチをお姫様抱っこして隣にあるベッドへ連れて行った。
サチはとても軽かったのだ。

綾瀬はサチにキスしていった。
そして、セーターを脱がせていく。

サチはたちまちパンティだけにされてしまった。
まだ外は明るい。

ベッド越しにある窓からは冬の優しい光が差し込んできた。
その光は白くて綺麗なサチの身体を益々綺麗に映していた。

綾瀬はサチのパンティを脱がせて脚を開かせ指を花びらに入れていった。
もう花びらはぐっしょりと濡れていたのだ。

何をするわけでもないのに、キスひとつでサチの身体は濡れていたのだ。
「もう、こんなに濡れてるの?」

意地悪そうに綾瀬が聞いてくる。
綾瀬はコンドームを手にして自分のペニスにつけた。

サチはそれを見てある種の感動を覚えた。
それは今までの男性はほとんどがしてこなかった事だったからだ。

コンドームを付けると綾瀬はサチの身体にペニスを入れてきた。
「あ、ん、、、…」

サチから甘い声が聞こえてきた。
綾瀬はゆっくりとピストン運動をしてきた。

ノーマルなセックスだとサチは思っていた。
でも、綾瀬に身体を突かれる度にサチの身体は熱くなり濡れていくのを感じていた。

「も、もっと、つ、突いて…」
サチは綾瀬に懇願した。

「サチの身体ってイソギンチャクいるんだな?それにスゲー締め付けだ!!」
サチはその言葉を聞いても答えられなかった。

自分の膣の中など自分では分からなかった。
ただ、締まりが良いとはよく言われていたのだ。

綾瀬はサチの身体の奥深くへと突いて行った。
「り、リョウ、す、すごく、い、いい…」


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