7 デザイン事務所の人-2
サチは自分が半分犯されている様子を鏡で見ていた。
それを見るとサチも興奮して花びらがぐっしょりと濡れていくのを感じていた。
「すごいね。もうぐちゃぐちゃだよ」
天野が耳元で囁いた。
暫くすると天野は身体を震わせると逝ったようだった。
サチはぐったりしていた。
天野はサチから身体を離した。
「相性はいいね。合格だよ。それにすごくいい身体をしてるね」
そう言うと優しくキスをしてくれた。
サチはローブを持ちシャワールームに行きシャワーを浴びた。
帰り際、サチは天野からこう言われた。
「ほら、今日のお小遣いだよ。好きなもの買ってね」
封筒の中身を見ると5万円が入っていた。
サチは複雑な気持ちになった。
こうして天野との愛人関係が始まったのだ。
それから数週間の時が過ぎた。
ある時、天野からメールが届いた。
「明日、みなとみらいで会わないかい?一緒に過ごそう」
そう書いてあった。
サチは週末は何も用事はなかったのでOKと返事を出した。
桜木町の駅前で待ち合わせることにした。
そして二人でランドマークタワーに行ったのだ。
そこでサチは天野に洋服を選んでもらった。
その洋服は7号サイズのノースリーブの黒のワンピでサチにはピッタリだった。
そのワンピに合うようにカーディガンも選んでもらった。
支払いは天野がしてくれたのだ。
そこから今度はスタージュエリーへと天野は誘ってきた。
スタージュエリーでサチは好きなものを選んでいいと言われた。
サチは期間限定のシルバーのピアスを選んだ。
天野は女性が綺麗になるのを喜びと感じている様だった。
次にサチはスーパーコンチネンタルホテルに連れていかれた。
その部屋に案内されたとき、サチは驚いた。
部屋は白一色でベッドもとても大きくて豪華だった。
テーブルには天野が買ってきたのか赤ワインが1本と花が飾られてあった。
こんなサプライズは初めてだと思ったサチだった。
天野はこの日デジカメを用意していた。
サチの綺麗な身体を写真に収めようとしていたのだ。
サチは天野にすすめられるままワインを飲んでいった。
そして酔っぱらってしまったのだ。
椅子に腰かけて自分から服を脱いでいくサチ。
それを見てカメラを構える天野がいた。
サチはブラとパンティとピンヒールだけの姿で椅子に腰かけオナニーを始めた。
それを見ていた天野はカメラを構えその写真を撮っていた。
サチは自分の指をクリトリスへと伸ばしていった。
そして、指でまさぐり始める。
淡くて濡れた声がサチの口から洩れる。
天野はその姿を見て息を飲んだ。
天野が我慢しきれずにサチをベッドに誘った。
サチは言われるままベッドに行った。
天野はサチにキスをしてきた。
サチを騎乗位にさせると下からカメラを向け騎乗位のサチの姿をカメラで撮った。
サチは腰を動かしながら喘ぎ声をあげていた。
「いや、も、もう逝っちゃう…」
サチからこんな言葉が出てきた。
天野はサチをベッドに押し倒し、勢いよくピストンを繰り返した。
突かれる度にサチは濡れていった。
白いシーツにサチの愛液が流れ落ちていた。
「いや、や、やめてぇ…」
その言葉を聞くと天野は容赦なくサチの身体を突いてきた。
天野はサチの両手を押さえつけて尚も突いてくる。
「さ、サチ…」
そう呟くと天野は身体を震わせ体の中に射精していった。
サチの膣はまたもや激しい痙攣を起こしていた。
クリトリスがピクピクトサチとは別の生き物のように動いているのを感じていた。
サチは疲れたのかその後、少し眠った。
そんな眠っているサチの姿を天野はカメラに収めた。
サチは天野の愛人としての関係は続いていった。
数か月が過ぎていった。
そんなある日。
いつものようにデザイン事務所で仕事をしていたサチだった。
その日、天野は取締役社長に呼ばれていたようだった。
何か不祥事を天野は起こしたようだった。
サチには詳しい理由は分からなかった。
その日を境に天野は会社には来なくなった。
サチは直ぐに天野の携帯に電話をしたがすでに携帯は解約されていた。
サチは天野と連絡が取れなくなった。
自動的に愛人関係も終わっていった。
その後、天野とは二度と会うこともなく、連絡もなくなったのである。