妻を他人に (4) 変化-5
可愛いと言われて嬉しい。もっと言ってほしい。もっと興奮してほしい。
二回もしてくれてありがとう。
恥ずかしいのは本当だよ。私の下着が他の男の人に見られちゃうなんて、エッチすぎるよ。
でもそしたらパパはもっとエッチになってくれるかな。
恥ずかしがってる私のこと、可愛いって思ってくれるかな。
「ぁ……んん……あっ」
「ゆきも想像してみて」
「んん……もう……恥ずかしい。想像したくない……ぁあ……ぁあ……」
想像したくないと言いながら想像している。恥ずかしいと言いながら興奮してしまっている。
パパとのエッチでこんなに興奮したの初めて。
エッチな声が出てしまう。
止められない。
パパに引かれてないかな。
大丈夫だよね。
この人変態だから。
夫婦でエッチな気持ちになっちゃうなんて。
恥ずかしいな。
楽しいな。
*
清楚な人妻が自らのショーツを赤の他人に貸し出し、匂いを嗅がれ、クロッチの染みを視姦される。そんな想像で股間を濡らしている。
「あっ……んん……あっ……んん……」
私はあえて言葉を継がず腰を動かした。
「ぁん……ぁん……ぁん……んん……ぁん……んん」
夫の下で喘ぐ妻。二度目のセックスで持久力を増したペニスが、妻の中をリズミカルに刺激する。
「ぁん……ぁん……ぁん……ぁん……ぁん……ぁん……ぁん……ぁん……」
丸い乳房を手のひらで包み、優しく揉みしだく。先端の突起を指で弾き、摘む。
「ぁあん……ぁん……ぁん……ぁん……ぁあん……ぁん……ぁん……ぁん……ぁん……んん……ぁん……ぁん…ぁん……ぁん……ん……っんん……」
乳首を口に含むと、ゆきの喘ぎ声が一段と高くなった。
「ぁあん……んん…………気持ちいい……そこ……あぁパパ……気持ちいいよ……もっとして……ぁん……おっぱいもあそこも気持ちいい……ぁあん……っ」
「ゆき、感じてる?」
「感じてる……気持ちいい……ぁん……」
ゆきはもう、喘ぎ声を隠そうともしない。
もうひと押しだ。
「Zに下着貸すこと想像して、気持ちよくなってるの?」
「ぁぁん……っわかんない……気持ちいいの……ぁんっ」
私の下で股を広げたゆきが悶えている。尻をくねらせ、わずかに押し付けるような動きをしている。こんな妻を見るのは初めてだ。
「貸していい? 貸してみたい。そしたらまるでゆきが他人に犯されてるみたいで!」
「ぁあん……パパのエッチ……。ゆきの下着を貸すと……パパ興奮しちゃうの……?」
「興奮する……! やばい……!」
「もう…………っ変態……んぅ……っ」
「俺もっと興奮したい。興奮してゆきともっとエッチなことしたい!」
「ぁんっ……っん、んん……っ」
「ゆきはしたくない? 俺ともっと……エッチなこと」
「ぁふっ……ん…………っしたい……けど……あぁ……」
「おねがい、ゆき!」
「んん……っぁは……ん……ぁあ……っ」
「セックスは無理でも……せめて下着だけでも……!」
「ぁああ……っ」
「俺のために、Zに……下着貸し出させて……! いいかな?」
私の下で悶ているゆきが、薄っすらと目を開けた。
そうしてしばらく私の目をじっと見つめた後、こくりと頷いた。
「あぁゆき! ありがとう……!」
「ぁあああ……っパパぁ……っ」
すんでのところで妻の膣からペニスを引き抜きコンドームを外すと、私は射精した。
「ぁあん……ん、んん……」
二度目とは思えぬほど大量の精液が、黒々と生い茂るゆきの陰毛に絡みつく。
ペニスはなおも暴れ、人妻らしくかすかに脂肪をまとった妻の腹に、そしてほどよく垂れた乳房の膨らみに、淫猥な軌跡を撒き散らした。