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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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妻を他人に (5) 妻の下着-1

 夫が使用済みのコンドームをティッシュにくるんでいる。

「パンティ貸しちゃったらきっと匂い嗅がれちゃうね」
「パンティって言わないで。なんかいやらしい」
 ちらりと夫の股間を見る。ついさっきまで私の中で頑張ってくれていたおちんちんが、今は小さく縮こまり、包皮に包まれしょぼんとおじぎしていた。可愛い。
「んー、じゃあショーツ?」
「ふふふ。生々しい。やだ」
「あんま言わないよね。女性のパンティってなんて呼べばいいんだ?」
「普通に下着でいいでしょ」
「それじゃブラジャーとかと区別つかない」
「じゃあパンツ」
「そっか」

 私の視線に気がついたのか、夫が後ろを向いてしまった。一生懸命ティッシュで拭いている。
 この人は昔からそう。おちんちんを見られるのを極度に避けたがる。たしかに小さいしもっと気持ちいいおちんちんも私は知っている。エッチのあとイけなかった身体を自分で慰めることもある。でも、それはそれ。私は夫のおちんちんも、夫との夫婦の時間も大好きなのに。
 夫は私のあそこも触ろうとしない。口をつけられたことも、匂いを嗅がれたこともない。恥ずかしいのかな。それとも汚い、臭いって思われてるのかな。まあたしかに綺麗なものではないから、それならそれで仕方ないけどちょっと寂しい。

「ゆきはパンティの匂い嗅がれて、恥ずかしくないの?」
「恥ずかしいに決まってるでしょ? あとパンティって言わないで」

 二人して布団にもぐりこみ、ぬくぬくする。エッチのあとのこの時間が好き。
 しかも今日はなんと二回も夫としてしまった。こんなの初めて。嬉しいな。でもちょっと恥ずかしいな。

「パパこそ、私の下着の匂いZくんに嗅がれて平気なの?」
「平気じゃないよ、他の男が自分の嫁さんの下着の匂いを嗅ぐなんて、想像しただけで嫉妬するよ」
「そうだった。それで興奮しちゃう変態さんだった」
「どんな姿で返却されるんだろ」
「えぇ!? いいよ、返してくれなくて」
「そこまでがこのプレイなんだよ。きっと汚されてかえってくる」
「汚すって?」
「匂い嗅いでオナニーするだろ? そしたら精子をゆきのパンティにかけたくなるよ」
「なんか貸したくなくなってきた。あとパンティって言わないで」
「ねえ、どれを貸そっか?」
「えぇ? うーん……ほんとに返さなくていいからね。だから安い二軍のパンツ……あ、でも男の人によれよれの可愛くない下着見られるのはちょっと抵抗あるな……おばさんパンツなんて絶対だめ。ああでも一軍のはもったいないし……ああどうしよう」
「ふふふ。ゆき可愛い」

 結局どれを貸すかは夫に任せることにした。迷っている時間も選ぶこと自体も、それを夫に手渡す瞬間も、どれも恥ずかしすぎる。すべて私の知らないところで勝手に貸して勝手に捨ててくれればいい。それなら私も余計な恥ずかしい思いをすることもない。

 しかしまさか、夫に任せた結果、あんな事態になるとは思いも寄らなかった。

  *

 数日後――。

「パパ?」
「はい」
「なに? これは……」
「はい」
「はいじゃわかりません。なんですか、これは……って聞いてるの」

 夫婦のベッドの上。正座して向かい合う私たち。二人の間には、Zくんから返却されてきた私のショーツがきれいに丸められ、置かれている。

「やっぱ一軍パンティは……貸しちゃ……だめでしたか……?」
「いいえ。任せた以上、それは別にいいです。そうじゃありません。あとパンティって言わないで」
「すみません……。あ、そうか。返さなくてよかった……ってことですよね……」
「それもそう。でもそうじゃなくて。そんなことよりもっと別のことで、私は怒ってます」
「はい」
「……なにかわかる?」
「なんでしょうか……?」
「わからないの?」
「はい、すみません……」

 なんなのだ、この人は。ため息が出る。そして本当に恥ずかしい。

「えー、コホン。あのですね……」
「はい……」
「……いったいなぜ! 使用済みの下着を貸しちゃったんですかっ!」
「…………!?」
「まさか! 洗ってない下着を! Zくんに貸してしまうとは! 思っても見ませんでしたっ!」
「う……」

 自分の下着が会ったこともない男の人の手に渡ったと考えるだけで顔が赤くなるのに、まさか使用済みの汚れた下着を貸し出されるとは思わなかった。
 任せた私は、本当に馬鹿だった。でも夫のほうがもっと馬鹿。
 今までFくんやYくんに使用済み下着をあげたことはある。好きな男性であればこそ、我慢できた。大好きな人が私のことを想像しながら私の下着を触ったり匂いを嗅いだりしてエッチな気持ちになってくれるならと、恥ずかしくても願いを叶えてあげたい気持ちになったのだ。そもそも彼らには、エッチのときすでに私の汚れた下着をさんざん見られ、匂いも嗅がれている。
 会ったこともエッチしたこともないZくんに貸すのとは、わけが違う。

「あぁもう、どうしよう……きっと汚れてるとこも見られちゃったよね……」
「ごめん……」
「パパも貸すとき見たってことだよね?」
「はい……」
「どうだった?」
「あ……う……」


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