第十章 残酷な風景(画像付)-12
「どうだっ・・・返事をしろっ・・おらぁっ・・・」
「は・・はぃっー・・・」
「ああっー・・・」
だから、母の声が聞こえたと同時に小さく叫んでしまった。
心の中で竹内に向かって返事をしたからだった。
(ああ・・気持ちいいっ・・・ああ・・お、おじ様ぁ)
痴漢の男に対してと同じように、圭子は操られていく。
「おおっ・・・おおおおおっー・・・」
男が吼える。
「あああっ・・・あああああっー・・・」
香奈子が叫ぶ。
「あぅっー・・・・ううぅっー・・・」
圭子も声を絞り出していく。
異様な光景は、まるで母と娘が同時に竹内に犯されているようであった。