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スナック (縁とりりー)
【熟女/人妻 官能小説】

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ワインを飲みながら-1


 「今は 毎日が楽しいの お仕事の時課長と目が合って 
  それだけで嬉しくなるし」
 

「時々倉庫で二人に成った時にするキスはスリルあるは」

「課長も私を離したくない そう言ってくれるから 
 2人とも家庭が有るから 壊さない様にそう」

「二人で決めているの・・・・」

紗香はうっとりとした顔で話しを終え 

和夫は3か月後に2人に訪れる修羅場を思いながら 

敢えて黙って聞いていた・・・

「今日は何時ごろまで 大丈夫なの?」 
和夫が聞くと

「夫が帰って来るのは 夜中だから7時頃帰れば大丈夫」 
紗香が答えた

「食事でもしようか」
和夫はそう言うと二人交互にシャワーをしてレストランに向かった

2人ディナーを食べワインを開けている時紗香が呟いて来た

「二人でのお食事 楽しいわね 何時も一人の食事だから 寂しいの」 
ワインのグラスを口に運び話し続ける

「夜お部屋で一人で食べるの 判ります? 相手してくれるのテレビだけ」

「主人の為に用意した食事に 手が付けられないの 
 お仕事忙しいから 外で食べて来るのよね」

「最初はしょうがないと思っていたけど 
 作った物に手を付けて呉れなくて 朝それを見ると心が壊れて行くの」
紗香は寂しそうに話を続けた

「心にひびが入って零れて行くの 作った物に手が付けられないと判ります?」
紗香は寂しそうに眼を上げ和夫を見つめて来た

「男の人には判らないだろうな?」 

「一生懸命作った物に手が付けられなかった時の気持ちは 
 だから心が壊れて行ったのよ」

ワインの入ったグラスを口に運び 寂しそうな目で見て紗香は話を終えた

食事が終り紗香は帰り 

和夫は部屋でウィスキーのロックを飲み窓の外を眺め紗香の言葉を思い出して

新しい作品の構想を思い浮かべていた・・・・



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