転寝-2
ギシギシ・・ズプッ!ぬぷっ!
「あっ! はぅぅん・・あふぅぅ・・・」
半分くらい猫なで声みたいになったママの
女のお〇んちんがある場所に
自分の下半身を突き入れ続けていた雄太くんパパは
「うぅぅ!俺も・・出る・・・!」
と、とても狂おし気な、それでいて強い欲望を感じさせる声色で
何かを宣言しているようでした。
「あぁ・・あ、待って・・! お願い外に!!」
嘆願するかのように言いすがるママを他所に
「うぅぅぅーーーー!イク!」
「あ、あ、あ、あ〜〜〜ん!」
雄太くんパパは雄叫びを上げながら硬直して暫く動かなくなりました。
「あぁ・・はぁ・・・温かいのがドクドク流れ込んでくる・・・」
ママは何かを噛み締めるかのごとく
額から汗を垂らしながら息を整えていました。
「ふぅっ・・・」
満足そうに息を吐いた雄太くんパパは
ズルル・・ヌポォ・・・
と下半身から伸びた何かをママのお〇んちんから抜きました。
すると、その伸びた物の先っちょから出た、
白いねばねばした水が糸を引いてママのお〇んちんとの懸け橋状態になっていました。
数秒後にはママのお〇んちんからとめどなく白いねばねば液が垂れ流れてきました。
「はぁ・・はぁ・・・私、今日は安全な日じゃなかったんですよ?」
抗議の色合いが込められたママの声に
「すみません、どうしても我慢できませんでした。でも最高に気持ち良かったです。」
と雄太くんパパは、どこか男として満たされた様な
抗議されても開き直って堂々としてるみたいなトーンで返事をしたのです。
衝撃的な一部始終を見届けた僕は
なぜかドッと疲れた気分になり、そのまま再度うたた寝をしてしまいました。
気が付くと寝室の明かりは消されていて
むせ返るような甘酸っぱい匂いも無くなっており
僕が両親の寝室から出ると
先程とは違う服を着たママが家事をしている最中でした。
「あら、公園から今帰ってきたの〜?」
そう問いかけるママの顔は少しサッパリしていました。
おそらくお風呂に入って服も新しいのに着替えたのだと思います。
僕はママが勧めるがままにおやつを食べ
子供向けTV番組を見ては、普段より少し早めにベッドに入りました。
寝落ち寸前のおぼろげな意識の中で雄太くんパパの先っちょから出た白い液体が
ママのお〇んちんにベッタリ貼り付いてる情景が浮かび
なぜか甘たるい気持ちになって深い眠りに落ちていきました。
あくまでもこれは僕の幼少期の記憶なので
所々ぼやけており
今となってみれば実際にそんな事があったのかどうかも曖昧です。
ですけど
ママはその一年後に僕の弟を産みました。
雄太くんとは小学校に上がる前に
雄太くんパパの転勤で遠くへ引っ越して以来
お互いがどうしてるのかも知らなかったですし
正直あの日の記憶ごと忘れていました。
ところが大人になって、たまたま雄太くんのSNSを見つけた僕は驚愕してしまいました。
雄太くんがSNSにUPした写真の中の彼の姿は
僕の弟にそっくりと言ってよいほど似ていたのです。
それを見た瞬間、僕の中であの日の情景が蘇りました。
僕の古ぼけた記憶が確かなら、
あの日僕のママは雄太くんのパパに強引にセックスをされて
安全日ではなかった事から受精してしまい
そのまま雄太くんの弟を出産してしまったのかも知れません。
ママと雄太くんのパパの関係がどういうものだったのか・・
なぜあの日、ママは雄太くんパパを家に招き入れたのか皆目見当もつきませんが
とにかく僕が心に誓ったのは、
この不確かな疑惑を・・・
僕の古い記憶ごと永遠に封じ込めてしまおうという事でした。
そしてSNSで見つけた雄太くんのアカウントに友達申請をする訳でもなく
静かにスマホの電源を切ったのでした。