第六章 痴漢(画像付)-9
「あっ・・・んっ・・・」
その証拠にジワジワとウエストの辺りから上へ両手を滑らせると、瞼を閉じてしまった。
「あふっ・・ふぅ・・んっ・・・」
動きを催促するように、甘い吐息を漏らしている。
(は、はやく・・・ねぇ・・・)
再び開いた瞳から妖しい光が見えた時、少女の心の呟きが聞こえたような気がした。
ゾクリとした色気を感じた男は両方の指を同時に曲げてやった。
「んんっー・・・」
指が先端に触れた瞬間、電流に打たれるような快感が走った。
(ああっ・・・な、なに・・これ・・・)
強烈な刺激に少女は首を仰け反らせた。
艶やかな髪が男の顔をなで、甘酸っぱい香りが鼻腔の奥まで漂ってきた。
(す、すごいっ・・・)
同時にヒップの柔らかな肉がキュッと男のコックを締め付けた。
(お、おおっ・・・)
敏感な反応は男を有頂天にさせる。
(へへ・・・どうだ、俺のテクニックは?)
「あんっ・・・あふっ・・・んっ・・・」
男は持てる技の全てを駆使して愛撫を続けていく。
「ああっー・・・・あっ・・・」
ギュッと鷲づかみしたかと思うと、余韻が残るようにわざと力を抜く。
(いやぁ・・も、もっとぉ・・・)
薄目を開けて待っている。
半開きにした唇からピンク色の舌を覗かせている。
(へへへ・・・そうら・・・)
「はぁっ・・・あぁ・・・」
徐々に力を込めて揉みだすと、切なそうに息を吐いている。
(いい、顔だぜ・・・)
「んっ・・んんっ・・・んんっ・・・」
男の指がリズムを刻み出すと安心したように瞼を閉じていく。
(う、うれ・・・し・・・い・・・)
少女の顔から笑みがこぼれる。
(ああ・・・凄い・・こんなの・・・
はじめて・・・)