第十五章 並んでフェラチオ-5
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「ああっ・・だめっ・・・
やばいっ・・・やばいっすよぉ・・・」
秋生の声が切なくリビングに響く。
かおりさんの激しい愛撫に悲鳴をあげている。
両手で鷲づかみした頭を上下させているように見えるが、実は逆のようだ。
「んぐぅっ・・・ふぅっ・・んんっ・・・
んんっ・・・んふっ・・・」
そのシャープな動きは映見とは違い、ダイナミックに感じた。
ググっと奥まで飲み込んだかと思うと、亀頭の先端まで素早く滑らせた唇を歪ませ、強烈に吸い込む音がジュボジュボと聞こえてくる。
チュバリと解き放ったすぐあとに、ペニスを横からフルートのように咥えなおした。
「ああっ・・だ、だめっ・・・
は、歯は反則っす・・・」
のけぞる秋生の言葉から、かおりさんの愛撫の技が伝わってくる。
「アキちゃん・・・」
そらちゃんの目が開き、自分の夫の方を見上げた。
小さな手が藤本さんのコックを握りしめている。
そらちゃんの唾液が、唇と亀頭を結ぶ糸のように伸びた。
「フフフッ・・・」
藤本さんが嬉しそうに笑い、そらちゃんの茶髪に手を添えた。
「そらさん・・・私達も楽しみましょう・・・」
優しい口調でパートナーに語りかけている。