人のモノ-20
川俣の様子を見ながら鉄平は頻繁に朱莉を寝とった。まやかしの愛情溢れるセックスに朱莉は鉄平に溺れて行った。もはや写真は自由に撮らせてくれる。膨大な数の写真や動画がコレクションにされた。
朱莉と初めてセックスしてから1ヶ月、川俣が嬉しそうに言った。
「最近さー、朱莉とヤルのが楽しくてさー。ようやくフェラ上手くなって来たし、アンアンよく鳴くようになってさー。何かこうなると女にセックスを教え込んだって感じでいいよな。俺の色に染めてやった、みたいな!」
「それは良かったですね。(バーカ、オマエの彼女は俺にセックスを教え込まれてんだよ!オマエの女は俺のチンポでいつも白目剥いて感じてるわ!)」
そう思うと楽しくて仕方がなかった。ベッドで朱莉の胸を揉みながら川俣と朱莉の電話を聞く事もしばしば。川俣が哀れに思えて愉快だった。
「ただなぁ…」
「どうしたんすか?」
「ヤリすぎたせいか、ちょっと締まりが悪くなって来たような気がするんだよな…」
「まぁいつまでもキュキュッて締まってる訳じゃないですからねー。(ククク、バーカ!そりゃあ俺の巨根にバコバコ犯されたら締まりも悪くなるわ!)」
いちいち楽しくて仕方がない。朱莉とセックスをする度に川俣のアホ面が頭に浮かんで楽しくなった。
今夜も朱莉の部屋でセックスを教え込む鉄平。
「朱莉、綺麗だよ?」
鉄平は精子をぶっかけた朱莉の顔を、イケメンの卑怯な甘い顔で見つめながら囁くのであった。
………
「てな感じでヤリまくった朱莉がコレ!」
朱莉との行為の写真を見せる。
「わっ!超可愛いじゃないですか!でもこんな真面目そうな子までスケベにしちゃうなんて、やっぱ凄いですね!」
「まー、真面目な程、意外とちょろかったりするのさ!だってこんなに恥ずかしい写真、たくさん撮らせてくれるんだからな!」
「結構ノリノリですもんね。このオナニー写真なんて超エロっすね♪」
「オナニーも教え込んだからな。1日1回義務づけさせて。」
「それじゃあエロくもなりますよね。もうヤッてないんですか?」
「ああ。辞める少し前に、その川俣って上司にバレちゃってさー。いやー、修羅場だったよ。ただ自分の女を寝取られたって知った時の顔。いやー、スッキリしたよねー。バレてからはヤッてないよ。朱莉も元々は真面目だから、川俣に謝ってやり直すって。俺も別にホントに奪うつもりじゃなかったからちょうど良かったけどね。」
「そ、そうなんですね。」
上司の彼女を寝取った話を聞き、もし萌香と付き合ったら気をつけなきゃと思った彰であった。