ずるい-5
私はベルトを弛め、ズボンのジッパーを降ろし、ペニスを露わにさせて、彼女の口もとへ運んだ。
彼女はするするっと呑み込んでいった。
ねえ、窓に映ってる、と言うと腿を叩かれた。
お返しに彼女のクリトリスを左右に揺さぶった。
ちょっと待って、舐めるのに集中できないから、と言われてしまった。
けれども、私は愛撫をやめなかった。
彼女が苦しそうにフェラチオをする姿が美しかったので…。
彼女の服に手をかけ、素裸にした。
ちょっと、もうほんとやめて、といって腕を使い、全身を隠そうとした。
私は彼女を押し倒した。
股をひらかせ、なかへ入っていった。
ううっ、という苦しそうな声が洩れた。
彼女を抱きかかえ、ベッドの脇へ立った。
俗にいう駅弁というやつだ。
それから、窓際へ歩いていった。
彼女は、降ろして、おろして、と騒いだ。
私は腰を揺さぶった。
色のある声が洩れたので、興奮してるね、と私は囁いた。
興奮してない、ねえ、やめてよおおおおおお、と返ってきたが、果てを近くにしているようだった。
私は腰を加速させた。
だめだめだめ、これだめ、奥に来る、と言い、いくいくいく、と叫び、果てていった。
重くなった彼女の身体を降ろし、反対を向かせて、立ちバックで繋がった。
彼女は一旦、窓に手を置いたが、やめて、本当にやめて、ひとが見てる、と言い、手で胸を隠した。
窓の外へ目をやると、確かにひとりの男性がこちらを窺っていた。
レミがいくとこ見たいんじゃない? と言って、私は腰を加速させた。
馬鹿じゃないの? やめてよ、ねえ、やめて、と彼女は言ったが、小麦色の背中はそうは言っておらず、快感に悶えていた。
彼女の髪を掴み、顔を窓へ押し付けた。
窓の外の男性は息をのんでいる様子だった。
私は腰を強くした。
いくいくいくいく、と彼女は叫んだ。
この変態が、と私は臀部を張った。
ちがう、変態じゃない、と彼女は言った。
私は腰をとめた。
彼女の膝ががくがくとふるえていた。
いかせてください、は? と言うと、少しためらってから、いかせて、と緩く臀部を打ちつけてきた。
綺麗なピンク色の乳首みてもらえ、と言って彼女の腕を取り、胸をひらかせていった。
観念したように、窓に手をつき、ねえ、いかせて、と彼女は言った。
私は彼女の腰を掴み、激しく打ちつけた。
いっちゃういっちゃうもうだめ、もういった、もういったから、お願いとめて、というのも憚らず、三分ほど全力で動いた。