投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ずるい
【女性向け 官能小説】

ずるいの最初へ ずるい 0 ずるい 2 ずるいの最後へ

ずるい-1

 夕方、駅でぼうっとしていると、小麦色の肌をしたギャルが目のまえを通った。

 追いかけて、声をかけた。

 暇といえば暇ということだったので、食事に誘った。

 彼女は名前をレミといった。

 個室居酒屋へ入り、ビールとコーラ、それからスピードメニューを注文した。

 呑めなくてごめんね、と私が言うと、レミは車? と尋ねてきた。

 いや、尋常じゃないくらいに弱くて、と言うと、そうなんだ、呑んでみて欲しい、と返された。

 泊まりならいいよ、と私は言った。

 それは無理だよ、逢ったばかりで、とレミは笑った。

 ビールとコーラが届けられると、乾杯をした。

 彼女は勢いよく飲んでいったので、海が似合うね、と私は言った。

 意味わかんない、と彼女はまた笑った。



ずるいの最初へ ずるい 0 ずるい 2 ずるいの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前