ずるい-3
ホテルへ入ると、シャワーも浴びずにはじめた。
私は上半身裸になり、彼女をベッドへ押し倒した。
彼女が胸のさきを舐めてきた。
上手な舌だった。
スカートはそのままに、ショーツだけをはぎ取った。
そこへ顔を近づけた。
女性の濃厚な薫りがした。
舌をのばし、クリトリスを愛撫した。
上下にやるより、左右に揺するほうがお好みらしく、ああっ、という声が彼女から零れていった。
私は愛撫を続けながら、胸へ手を送った。
彼女は小さいでしょ? と言って恥ずかしそうにした。
服のうえから、彼女の胸のさきを刺激した。
ううんっ、という声が洩れた。
敏感だね、と言うと、胸弱いの、と恥ずかしそうにした。
服をめくり上げ、可愛い下着だね、と言った。
彼女は、喘ぎながら、ありがとう、と言った。
舌を左右に激しくやりながら、背中に手をのばし、せっかくだけど外すね、と言って、胸をひらいていった。
ピンク色の乳暈がふたつ零れた。
綺麗な色してる、と私が言うと、悶えながらも、彼女は笑った。
クンニリングスを続けながら、彼女の胸を指で愛した。
しばらくすると、いきそう、と彼女が言うので、私は舌をとめた。
けれども、彼女は胸の愛撫だけで果ててしまった。
ほんとに敏感なんだね、と言うと、言わないで、と顔を赤くした。
私は上体を起こし、彼女の唇に迫り、手を後頭部へ送った。
彼女は綺麗な髪をしていた。