投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ずるい
【女性向け 官能小説】

ずるいの最初へ ずるい 12 ずるい 14 ずるいの最後へ

ずるい-13

 家に帰り、ふたりでシャワーを浴びた。

 お互いの背中を洗い合った。

 風呂場から出ると、レミのスマートフォンが鳴った。

 彼氏からだ、と言って素裸のまま電話に出た。

 彼女の胸のさきへ口を寄せた。

 彼女はダメというような目をした。

 私はやめなかった。

 胸のさきを甘く噛んだ。

 彼女が声を揺らした。

 彼が訝っているらしかった。

 彼女の股へ顔を近づけてゆき、クリトリスを吸った。

 彼女は口を押えた。

 硬くなり始めたペニスに唾液を塗り、自分で扱きながら、勃たせた。

 彼女の背後にまわり、立ちバックで繋がった。

 うっという声が洩れた。

 なんとか誤魔化したようだった。

 私は腰を強くした。

 彼女の声が揺れにゆれた。

 一分ほど、動くと、彼女は腿をふるわせ、果てたらしかった。

 腿にまで分泌液が垂れていた。

 電話を切った。

 今から彼氏が来るという。

 帰ったほうがいい? と尋ねた。

 うん、と彼女は即答した。

 胸が苦しくなった。

 私は服を着て、家を出る準備をした。

 彼女がキスをしてきた。

 熱のこもったものだったが、その熱にこたえられそうになかった。

 部屋を出る際、どっちが好き? と意地悪なことを言った。

 彼女は悲しそうな顔をするだけで、何も答えなかった。

 部屋を出た。

 風呂上がりに夜気が心地良かった。



ずるいの最初へ ずるい 12 ずるい 14 ずるいの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前