屠畜-15
『何だよ、そんなにキツキツに締めてくれてんのか?』
『結構キツいぜ?かずさにゃ負けるが、クソブタの由芽より締まりはイイぜえ』
「ッ………!!!」
まるで性玩具の品定めのような台詞に、風花の哀しみは膨れていく。
だが、その哀しみさえも飲み込まなければ、この捨て身の闘いは続けられない。
今日、彩花は登校していない。
間違いなく家族は失踪届けを警察に提出しているだろうし、そうなれば捜査は始まっているはず。
自分が此処で男共を食い止める事が出来れば、ある程度の時間は稼げる。
それは浅井唯に毒牙が向かっていく時間を遅らせる事でもあり、警察に、この監禁場所を特定させる為の時間稼ぎにもなる……。
「ん"い"ぃ"あ"あ"あ"ッッッ!!!」
いきなり異物が肛門を貫いてきた。
焼けた鉄棒のように熱くて猛々しいそれは、忌まわしき男根であった。
『お…おお…?田名部麻友のケツマンコよりはキツいかなあ?でも……へへッ……涼花のケツマンコには敵わねえなあ』
『風花ちゃん聞いてるぅ?森口涼花のケツマンコに〈負けてる〉ってさあ』
(……す…涼花…ッ?あ、あの娘にもこんなッッ!?)
正真正銘の《異常性欲者》であると、改めて風花は痛感した。
まだ中学生の、しかも一年生の少女にこんなコト≠するなど、まったくもって正気の沙汰ではない。
『何やってんだあ?もっと下っ腹に力入れてよお……あのなあ、気持ち良くねえんなら捨てちまうぞお?どうせテメェらは《使い捨て》なんだからさあ』
『クククッ?そんな冷てえコト言うなよ。風花ちゃんなりに頑張ってんだろ?少しは我慢して《使って》やれよなあ?』
「ッッッッッ!!!」
凄まじい罵詈が浴びせられながら、風花の肉体は屠られていく。
凌辱による撹拌の水音は部屋中に響き、その音に風花の悲鳴と嗚咽が重なっていく。
『締めろって言ってんだろ?……ああ、もうイイや。唯を拉致ってケツマンコを姦っちまおうぜ?』
「ん"ぎひッ!?だ、ダメぇッ!!あ、浅井先生は…ッ!」
『じゃあ俺達のチンポを満足させなくちゃなあ?一晩中でも『姦りたい』って思わせるくらいキツキツでなきゃあ』
歯に亀裂が走るほど、風花は歯を食い縛った。
尽き果てる寸前まできていた精神と肉体が震え上がるほどの激情に、風花は駆られていた。
『お?涼花には届かねえが、かずさのケツマンコくらいはあるかな?』
『ちょっと俺に代われ……っと、まあ確かにかずさクラスかなあ?これならまだ我慢して使えるなあ』
「い"…い"ぃ"ッッ!ぐぐぐッ?」
『オマンコは愛ちゃんくらい気持ち良いねえ。やっぱり同じモリマン≠セからかな?』