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人妻ハメ好きの友人
【熟女/人妻 官能小説】

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夕食とその後の一幕-4

「――と、まぁこんな感じの恋愛遍歴ね。それでもキミは年上の私と付き合いたいって思うの?」

「はいっ!」

 小夏からの問い掛けに、迷わず即答する遥太。

「‥‥遥太くん。キミ、係員に芸を仕込まれる動物じゃ無いんだからさ、頭で大して考えずに即答するのは止めた方がいいよ」

 小夏に皮肉交じりの例え話で呆れ顔を向けられる遥太。

 当人は「確かに」と胸中で小夏の発言に同意する部分があると思いながらも、同時に反論したい思いが勝って口を開く。

「ぼ、僕はちゃんと考えてます‥‥!でも、今の小夏さんと付き合えるって話ならここは迷うべき所なんかじゃないです!」

 遥太は言葉に熱量を感じさせるぐらいに語る。その熱量はクールな小夏と比べれば一目瞭然だ。

「そうなの‥‥?」

 小夏は目を丸くする。

「はい!小夏さんに会ってから僕は小夏さんの事で頭がいっぱいになって‥‥そう!小悪魔な衣装で精を搾り取られましたからね!」

 割と前の話を引き合いに出す遥太。

「それって‥‥前にも告白していた時に言ってたような気がするけど、一体何の話なの?私には全く身に覚えが無いんだけど」

 小夏側からすれば当然の意見で尋ねると、遥太はその問いに答える。

「えっと、小夏さんが夢の中で僕を誘惑したんです。そのおかげで夢精して、朝は大変でした」

「‥‥つまり、夢の中で私が遥太君を誘惑したせいでキミは朝から夢精の処理に追われたって事?」

「はい」

「それは‥‥私に非があるの?キミが勝手に見た夢でしょ?」

 小夏は実に正論な意見を用いて、遥太をジト目で見つめる。

「そう言われれば非は無いですけど、小夏さんはずっと僕を魅了し続けているんです。出会った時から今だってずっと、だから――」

 続けて溢れんばかりの想いを告げようとすると、会話に割って入るようにピーピーと何かのアラーム音が部屋の向こう側から鳴った。

「あ、お風呂湧いたみたい」

 小夏の発言でお風呂の湯沸かし器の音だと遥太は気づいた。

「本当はお客様を優先したいところなんだけど、私が先にお湯をいただいてもいい?」

「‥‥あ、はい。僕は大丈夫です」

 遥太は会話を途中で切り上げられると、分かりやすいほどテンションが急降下して、肩を落とした。

 小夏はそれには気づいていないようで、スッとソファーから立ち上がると、この室内から一旦自分の部屋へと戻って行く。

 暫くして、手に着替え類を抱えて再びLDKの室内へと戻って来てから浴室の方へと向かって出て行った。

 残された遥太は液晶テレビから放送している番組に意識を集中させ始めた。


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