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特進クラスの期末考査 『淫らな実験をレポートせよ』
【学園物 官能小説】

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特進クラスの期末考査 『淫らな実験をレポートせよ』act.2-5

モゾモゾ…モゾ…

スカートの上、腰当たりに置かれた清水の手が確実に下に下がって来る。
美樹は腕が痛かったのかな、と当たりを付けて極力気にしなかった。しかし…

「んアッ…」

美樹が甘い声を上げてしまった。周りの乗客には聞こえていない様だが、美樹は真っ赤になって酷く恥じている。
そう、モゾモゾと動いていた手がスカートを捲り上げ、何も着けて無い、柔らかな桃尻を鷲掴みしたのだ。
「…下着着けてないなんて、し…島原は変態、だよな」
どもりながら、周りに聞こえ無い様に美樹の耳元で囁いた。

バレてしまった恥ずかしさで、美樹の頭はパニックになっている。
言い返す事も出来ずに、顔を清水の胸元に押し付けて無言を貫く。
だが、頭の中は酷く混乱していた。

あの清水が。
あのアキバ系男子の清水が。
混乱はやがて背徳的な感情を生み出す。
(あの、清水に…しかもこんな満員電車で痴漢されてるなんて)
本来、欲望に対して従順な美樹だ。
この、かなり冴えない清水との痴漢プレイを楽しむ様になるのに、時間は大してかからない様だった。



むにゅむにゅと柔らかさを堪能する様に蠢く左手。清水は初めて触れる女の素肌に虜になっていた。
掌に吸い付く様な丸い桃尻。上昇する体温に加え、充満する人々の熱気がじんわりと汗を吹き出させていた。
ギュッと、中指を桃尻の谷間に突き進める。谷間に沿って下降する。ゆっくりと、ねっとりと。その動きは軟体動物並みの速度だ。
下降すると吸い寄せられる様に一つ目の窪みに差し掛かる。丸く窄まったそこを、幾度となく円を描く様になぞる。
しかし、力が入っているのか、そこは堅く閉ざされていた。仕方なく、またゆっくりと下降を開始する。

ツルリと滑る粘膜の山を越えるとすぐに窪みに落ちた。
閉じた二枚の貝殻がクッションになっている。掻き分ける様に指を左右に動かして、その窪みに潜り込む。
指先に感じる柔らかな肉と滴る粘液の感触。清水はそれだけで達してしまう程の悦びを感じた。
(俺は今、あの島原のアソコを触ってんだ)
段々と加速する欲望のビート。
差し込めた指を奥まで突き進めるのには罪悪感のかけらすらなかった。

ぷちゅ…と指が入ってしまえば簡単で、ずぷずぷと奥まで忍び込ませて、指を締め付ける肉の柔らかさを堪能する。
垂直に突き進めた指を、回転させたり内壁を擦ったり…清水は色々と趣向を凝らすが、狭苦しい車内では容易に動く事が出来ない。
(…上手く指が動かせねぇ)
清水は一息ついて美樹の表情を伺った。
頬を赤く染めているが、別段、訴える様な怒りの表情は見受けられない。
(……なんなんだ?)
不思議に思いながらも、清水はこのチャンスに怖じなかった。
後ろに回した手を一旦引き抜き、美樹と自分の体の隙間に移動させ、美樹のスカートを捲り上げた。
首だけ下を向けた、清水だけが見える美樹の痴態。支える為に自分の太股を美樹の足の間に滑らせる。
少しせり出す様に斜めになった美樹の秘部は、黒々とした陰毛が綺麗に生え揃っていて、ぷっくりとした肉芽が陰毛の間から顔を出していた。
荒くなる息を押し殺し、太股の上に手を滑り込ませて秘部に指を這わせる。

そこは、この状況に感じてしまった証拠…。


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