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特進クラスの期末考査 『淫らな実験をレポートせよ』
【学園物 官能小説】

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特進クラスの期末考査 『淫らな実験をレポートせよ』act.2-10

「このまま入れんの?」
首にしがみつく美樹の顔は確認出来ないが、スカートに隠された美樹の秘部が、雄芯の先端をすでに三分の一ほど咥えている。
「ゴム着けなくて良いのか?」
首から引きはがし、西岡は美樹を正面から見据えた。
「だって、中疼いて…たまんないのっ」
うるうると男ならイチコロの表情だが、西岡は、ばーか、と言いながらでこピンを額にお見舞いした。
「痛ッ、何すんのよッ」
女芸人張りのキレっぷりに西岡は破顔した。自身に財布から抜き取ったコンドームを被せながらも、ケラケラと笑っている。
「痕でも残ったらどうしてくれんのよっ、聞いてんのっ?」
ひぃひぃ言いながら笑う西岡に、怒りっぱなしの美樹。
「っははは、やっぱ、黒美樹サイコー」
「なっ、西岡、いーかげんに…」

ぬぷぷぷぷぷ…

美樹の言葉を途切れさせる様に、座位の状態で一気に貫かれた。美樹の細い腰を持つ、西岡の手が下降したのである。
粘膜同士が発する挿入音は胎内をこだまし、いやらしい自分を再確認して止まない。

「んあああああっ、酷いッいきなり…」

不意打ちに幾ら望んだとは言え、腹を立てる美樹に、西岡は、ああやっぱり、と目を細めた。

「糸目っ、ッあん…馬鹿ッ、早いって…っあああっ」
揺さぶるスピードを増しながら、繋がったまま美樹を押し倒す。
そのまま被さってキスを求めると、美樹の足は西岡の身体に絡み付いた。

「…っは、いくのか」
唇を離し、両肩を掴む美樹の力加減から、西岡は美樹の限界を悟る。
さっきまで怒っていたのに、必死にコクコクと頷く様子は堪らなく可愛い。
迷う事なく、西岡は自身にもラストスパートをかけ、美樹を鳴かせた。

「だめ、っあああっ、いや、…あっ、いやあああっ」

ぶるぶる震えながら美樹は達した。
柔らかい美樹の胎内は、とぷとぷと蜜を溢れさせながら達した事を告げた。
「っあっ、俺も…っくぅ…………」
ぶるっと精が駆け巡り、破裂しそうな海綿体の隙間を通って美樹を浸食しようと飛び散った。

西岡は全てを終えた達成感のまま、美樹に覆い被さる。

「やっぱ…っはぁ、はぁ………お前は、可愛くない方が、っはぁ……すっげーイイ」

混濁した美樹の意識の片隅で、甘くないセリフが心地よく響いていった。



「はい、ごくろーさん」
少しもそんな気持ちは無いくせに、大河内はレポートを持って来た美樹を褒めた。

「今日書いたのか?」

煙草を咥えながらレポートに目を通す大河内。美樹の後ろには西岡、清水がいた。

「俺はまだ、その…清書は…」

ぼそぼそと話す清水の手から、レポート用紙をひったくると、西岡は自分のとまとめてテーブルに置いた。

「別に、課題さえ嘘が無ければ、レポートなんて紙切れ同然、ですよね」

「食えない奴だな」

煙草を揉み消し、大河内は三人に向き直った。そして美樹の腕を取り、自分に引き寄せる。


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