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午前零時のイブ
【ファンタジー 官能小説】

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午前零時のイブ-2

大姉は王子に手を出そうというくらいには美貌を持っていました。
それで町ではそこそこの名士の息子も声をかけてきます。
「ねえ俺といいことしよう」ジョイが声をかけてきます。
「ごめんだわ。私には王子様が待ってるの」
「そうつれないことを言うなよ」美しいピアスを出して、目の前で振ります。「お前が他の男としてるのは知ってるぞ。俺は王子とも間接的にだが話はできるんだよ」
「じゃあせめて妹に紹介してあげる」
「あの子はダメだ。赤毛は俺の言う事なんか聞かない」
「違うわ、一番下のやつよ。はじめての子よ」
「そうか、それでもいいな」
「やっぱり、したいだけじゃない」ピアスをかっさらおうとします。
「してからだよ」よけました。
ジョイを連れて屋敷に戻ります。隣の部屋でちょっと待たせておきました。
大姉は炊事場に入って行くと、「なんてはしたない格好でいるの。うちは娼館じゃないのよ」
「すみません」イブはまだ濡れている服を着ようとします。
「そのままでいいわ。これからは家の中ではその格好でいなさい。あなたも汚れ物が少なくていいでしょ」ドレスを灰の中に放りました。
あわててひろいます。この一枚を除くと、後はよそ行きしかありません。
「そうね、お前をこき使いすぎたわね」猫なで声で言います。
「だから今日はあなたにマッサージしてあげる」テーブルの上にシュミーズのまま寝かせました。
マッサージを始めるとくすぐったくてイブは笑いが止まらず身もだえします。
「動いちゃダメよ」大姉はイブの手を広げてテーブルの脚に仰向けで縛り付けました。
「じゃあできるだけくすぐったくなくしてあげるから」顔にタオルをかけ、肩をもみほぐします。
そこで、こっそりとジョイを招き、入れ替わります。
男は姉の続きに肩を揉み、シュミーズの胸元を引き下ろすと、豊満な乳房に掴みかかりました。
「お姉さま痛い」イブはまだだれに触られているのかわかっていません。
「痛いぐらいでいいのよ、その方が良く効くの。くすぐったいのがいい?」
横から声をかけ、静かにさせます。
ジョイは体中に手を這わせ、薄いシュミーズの上から股に触ります。ズロースは履いていません。
「お姉さま、そこはいいです」
大姉が、「あら遠慮しないで今日はとことんしてあげますからね」
ジョイは調子に乗って、シュミーズを持ち上げて足を開かせます。処女の園がぱっくり開きました。
膝を持ってテーブルの端に腰が来るまでずらします。
その振動で顔のタオルがずれ落ちました。
「嘘」腰をひねって、足の間の男から逃げようとします。
「こんな事をして、神様がお許しになりませんわ」
「あら、その罰があるというなら、それもおまえが受けるのよ。おまえは私のためにいるのですからね」継母のカリスが顔を出します。大姉が持つはずのピアスが耳にゆれていました。
「あなたをこんなに気持ちよく、ここにいさせてやってる上に、我が家の一員のように名前まで使わせてやっているのよ。恩を知りなさい」
イブがだまりこむと、大姉も、「いやだと言うなら、私が放り出すわ。 裏道に立てば、今と同じことができるわよ」
その間にジョイが力任せに突き入れ、処女の園を蹂躙します。
「痛あい」叫び声が上がります。
痛さと怖さで動けないのをいいことに、ジョイは腰を動かし続けました。


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