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午前零時のイブ
【ファンタジー 官能小説】

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プロロゴス-1

今日も逆さ吊りでした。
「どうしてイブから目を離したの」ナミがにらみます。
イブは腹違いの兄姉から、その肉体を家名のために利用されていました。
ところが私たちがその悪巧みを暴いたのです。
救うことはできました。
その後イブは『自分の体を自分で使える』と言って、男に目覚めすぎてしまいました。
だれとでも、とまでは言いませんが、けっこう手あたり次第でした。
「お前はがんばってやったと言いたいんでしょうね。 まあ結局何もしなかったことが成功につながったということだけはいえるかもしれないわね」
「あたしはイブの心の持ちようを変えたの」
「自信を持ったんじゃなくて、放漫になったわ。いったい今、何人の彼がいるの」
「えっと本命はいなくて準本命が五人かな それから控えが‥ イブは放漫なんじゃないの、ひとつひとつに真剣なんだよ、でも欲張りさんなの。本当の自分の王子様がだれなのか、見逃がしたくないと思っているの」
でもそんなことまであたしの責任にされるのは違うと思います。 ≪断固抗議する≫ 怖くて、声に出しては言えません。
「で、それは何を書いたの」
仕方なく見せました。
これは聖女レナという世界の中で、多次元世界のように起こる、アダルトな夢の深みを綴ったお話です。

レナ・テイル 6
午前零時のイブ


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