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オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

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イケメン、入社-7

事務所では鉄平のデスクでパソコンの設定を行なっていた。
「でね、申し訳ないんだけど、まだ使えるようになる設定が出来てなくて、業者が来るのが今週末になりそうなの…」
夕梨花が申し訳なさそうに言った。
「あ、俺自分で出来ますよ?」
「えっ?」
「付属書類がらあればそれ見てネットワークの設定とかしますんで。」
「ホント??分かった。ちょっと待ってて?」
夕梨花は付属書類を持って戻って来た。
「はい。」
「ありがとうございます。」
女子社員達から見ればパソコンの設定などは完全に業者がやるものだと思っていたが、書類を見ながらスラスラとパソコンを操作し設定して行く鉄平の様子をうっとりしながら見ていた。
「よし、これでオッケー。」
その瞬間、黄色い歓声と拍手が起きた。
「すごーい、鉄平くん!尊敬しちゃう♪」
「カッコいい♪」
目をキラキラさせながら見つめてくる女子達に鉄平は
「いやー!アハハ!」
と頭をかきながら答えた。
「これからパソコンで分からない事があったら鉄平くんに聞こうかしら♪」
そう言った夕梨花に、
「夕梨花さん、キャラ変わってるし!」
と言う声が上がった。そしてやって来たのは私のメアド登録しての嵐だった。
「いやー、こんな沢山の人のアドレス登録するの、時間かかるなぁ。」
鉄平が困った表情を浮かべると、隣のデスクの美雪が言った。
「これからビルの施設案内があるんですよね?じゃあそれ行ってる間に私がやっといてあげるー♪」
「ホントですか!?ありがとう、えっと…」
「美雪♪酒井美雪です。」
「あ、うん。ありがとう美雪ちゃん♪」
ズキュンスマイルに美雪はクラッとする。
「ああん、死ぬぅ♪」
ズルいぞとか抜け駆けだとか冷やかされる美雪だがデレデレ笑っていた。
「じゃあメアド登録は美雪ちゃんに任せて、鉄平くん、このビルの施設や店舗を案内するわね?」
「あ、はい。宜しくお願いします。」
そう言った鉄平に何かを求めるような表情を浮かべてニヤニヤしていた。
「あっ!宜しくお願いします、夕梨花ちゃん♪」
「あーん…、もう帰りたーい♪」
今までの夕梨花を知る女子社員達は全員が思った。
(な、名前呼ばれるの求めたよ…。キャラ完全崩壊じゃん…)
今までのCEOの側近的存在のクールな夕梨花の姿は完全になくなっていた。
夕梨花はデレデレしながら鉄平を店舗や施設の案内に連れて行ったのであった。


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