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人妻ハメ好きの友人
【熟女/人妻 官能小説】

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作戦会議-3

 三人の腹も膨れたところで、いよいよ作戦会議が始まる。

 蘭がコンビニで商品と一緒に貰ったつまようじで歯をほじくり終えると、

「ふぅ。さて、そろそろ小夏ちゃん攻略作戦を早速始めたいんだけど」
 
 キリッとした真剣な表情で作戦を企てる。
 
「作戦って言っても一体どうやって遥太と小夏さんの仲を取り持つつもりで?」

 颯人が食事後に冷蔵庫から持ってきた350mlサイズのスポーツドリンクのアルミ缶を片手に持ちながら尋ねる。

「具体的な作戦は、遥太君が小夏ちゃんに告白してそのままどうにかセックスするまで持っていって、ハートを堕として恋人になってしまえって感じ」

「それが一番難しいですよ‥‥」

 当の本人である遥太は、作戦を聞かされて顔を青ざめる。

「お互いが知り合いならまだしも、向こうからしたら一回話しただけの実質初対面みたいなものなんですよ?僕だって小夏さんのことをよく知ってもいないですし‥‥。そんな告白が上手くいってセックスだなんて無理です」
 
 それに、と遥太は続ける。

「学生が告白しに来たらなら冗談だと思って大人の笑みで返されてそこでおしまいです」

「俺が遥太の立場なら、その大人の笑みからどうにかセックス出来る流れまで余裕で持っていけるけどな」

「いや、今回の作戦で颯人の意見は全然参考にならないって」

 話流れで会話に混ざって来た颯人にツッコミを入れる遥太。

「というワケで僕は全然自信がないんですよ蘭さん‥‥」

 不安げな遥太に、蘭はチッチッチ、と舌を打って指を振る。

「慌てない慌てない遥太君。告白の可否は正直に言えば関係ないよ。なにせセックスまで持って行ければそれで良いんだからさ」

「え?どういう事です?」

「私が先に小夏ちゃんに媚薬入りの飲み物を飲ませます。そして、君が告白して多少動揺させたところで一気に彼女を襲ってしまうのです!するとあーら不思議!媚薬によって彼女はエッチな自分の体に戸惑い快楽に身を任せる事になるのです!」

 まるでこれから目の前で始まるマジックの紹介みたいなノリで解説する蘭。

「要するに遥太の告白は実質的な時間稼ぎみたいな事ですよね?」

「そうなるね。告白した段階でめでたくお付き合い出来るなら言うこと無しだけど、私もさすがに小夏ちゃんはそこでイエスと頷かないと思っているの」

「まぁ、遥太が言うように向こうからしたら実質的な初対面みたいなもんですもんね。告白の可否が不確かな以上は、猫の手も借りるではないですけど、媚薬の力を借りるってのもしゃーなしか」

 颯人は媚薬を使う事に納得するも懸念は拭えない。

「で、その媚薬って大丈夫なんですか?いくら媚薬でも副作用がヤバいのはまずいでしょ?」

「男女兼用で速効性の高い奴。心臓に負担が掛かるようなヤバい代物ではないから。速効性の高い奴ね。でも、今の小夏ちゃんは多分めちゃくちゃ効くと思う。何でかと言えば私が思うにあの夫婦多分セックスレスよ。今現在も続いている筈」

「どうしてそうだって分かるんです?」

 颯人がスポーツドリンクの入ったアルミ缶を握って尋ねる。

「前の相談内容がまさしくそれだったのよ。小夏ちゃんの旦那さんは仕事一筋だからあまり家庭の事は思ってないみたいでね。それで私が解決策を教えたのよ」

「へぇ、あれだけの美人をほっとくなんて。もしかして勃起不全だったりするんですかねぇ」

 言い終えると颯人はスポーツドリンクを飲む。

「さぁ?小夏ちゃんその辺の事は話してくれなかったし。もしかすると、彼女も本当の理由は分からないんじゃないかな」

 蘭は肩をすくめながら予想を述べる。

「つーか、蘭さん的には良いんですか?高校時代からの友人である女性の家庭を下手したら離婚にまで追い込む可能性があるワケですよ」

「小夏ちゃんの気持ちの方が大切だからね。友人でもあり、同じ女性としてあの子の"性活"も充実させてあげたいのよ」

 二人の会話から蘭の言う"せいかつ"が同音でも違う意味な事を察し黙っておく遥太。

「大体さ、何人もの家庭のある女性達とセフレ関係を持っている君が言えた義理かな?ねぇ手白木颯人君?」

「そ、そうでした。俺がとやかく言える立場ではありませんでしたね‥‥」

 蘭の指摘に颯人は尻すぼみ口籠る。さすがの人妻には百戦錬磨ともいえる颯人でも蘭には勝てないらしい。

「ともかく、これが"媚薬飲ませて!告白して!エッチして!"作戦だ!さぁ遥太君、何か質問はある?」

 当事者である遥太に問い掛ける蘭。本人は蘭のテンションに圧倒されながらも口を開くく。

「この作戦って思いっ切り媚薬頼りじゃないですか‥‥?」

「そりゃそうでしょ。何にせよ、切っ掛けになるなら媚薬でも使うのがプロってもんじゃない?」

 一体どんなプロなのか。遥太が疑問を思うより早く蘭は続ける。

「勿論、遥太君自身に勝算があるなら話は別よ。私は作戦立てただけだから実行するかどうかは君次第だし。で、どうなの?」

「そ、それは‥‥」

 遥太は言葉を詰まらせる。

 正直に言えば媚薬を使うのは疑問だが、全く持って告白が成功する保証がないのは事実。ならば蘭の言うように媚薬を使うというのも有りではないか、と思う。心の底から納得した訳ではないが。

「媚薬の効果があれば勝確みたいなものだけど、もし濡れて無かったら愛撫するなり、直接オマンコを舐めるのよ」

「小夏さんのオマンコ‥」

 ワードを聞いただけで、思わず勃起しそうになる遥太。

「それかローション使うって手もあるけどな」

「うーん、今日は持ってきてないからそれは無しの方向で」

 颯人の提案を蘭は却下する。その後、作戦の細かい段取りの打ち合わせをした。


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