re LIFE-12
「ああ…、ああ…、ああ…!」
悶絶する修を見るアンナは余裕の笑みを浮かべている。
「ハァハァ、ハァハァ、私も気持ちいいわ、凄く。」
腰を艶やかに前後に振り、思わず見惚れてしまうぐらいの騎乗位で修を犯す。
「ヤバい…、ハァハァ、死にそうだ…」
女があれだけ顔を歪め、喘ぎ声を響かせる意味が分かったような気がした。
「ああっくっ!!」
アンナが乳首を指でいじってくる。
「ほら、どう?女の体、最後でしょ?」
中身は神だが、見た目はアンナ。激しすぎる快感に修はアンナとヤッているのか神とヤッているのか分からなくなりそうだった。
「も、もうダメだ…」
修は力を振り絞り上体を起こそうとするが、アンナに押さえつけられてしまう。
「ダメよ、逃げちゃ♪せっかく女の快感を味わってるんだから♪」
「ああっ…!頭がおかしくなりそうだ…!ああっ!ああっ!」
「おかしくなっちゃえばー?♪」
いつも女に言っている事を逆に言われてしまう。女の快感を体感できたのはいいが、ここまで苦しいのなら男で女をアンアン言わせていた方がよっぽど興奮出来るような気がした。
「ンフッ、イク時はもっとヤバいわよ?ホント、気がおかしくなりそうなんだから。まぁ、イカせてあげるけどね?修の大好きな中出しで♪」
修にとっては亀頭をペロペロされながらの射精と中出しの射精が1、2を争う快感だ。一瞬頭の中が真っ白になる。それ以上の快感を与えられたら、本当に死んでしまいそうな気がした。
「ああっ!っく!ああっ…、ああっ…、ああっ!」
拷問を受けているかの様な姿をアンナは面白そうに見つめている。
「こんなにセックスの相性抜群のオンナを見捨てるなんてね…。アンナちゃん、可哀想。」
「見捨てるんじゃない…俺はアンナを愛してる…!でも…」
「でも…?」
「それ以上に梨紗と歩美を愛してたんだ…!ああっ…!」
「でも修が愛した梨紗と歩美はこの世にいない。この世にいるのは他人の妻の梨紗とクソガキだけよ?いくら愛しても報われないかもしれないよ?」
「報いなんかいらない…。梨紗を幸せにしたい、それだけだ!」
「そう…。じゃあお別れね…」
そう言ったアンナの姿はこれまでとどこか少し雰囲気が違ったかのように感じた。だがすぐに余裕の笑みを浮かべて腰を艶やかに動かすアンナに戻った。
「さて神様の戯れもそろそろ終わりにするか…。女の悦び、しかと受け止めるがいい。」
アンナの膣の中にいくつも舌があるかのような恐ろしいぐらいの刺激を感じた。
「くあっ…!!」
顎を上げ修はうめき出す。